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【日本の議論】「中学入試に英語」が急増している事情

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【日本の議論】
「中学入試に英語」が急増している事情

 中学受験に詳しい安田教育研究所(東京都港区)の安田理代表は「学校側は、国語と算数を勉強してきた生徒と、そうでない生徒が混じると教育しづらいため、多くの英語入試導入校は、国語と算数は必須で、英語は社会や理科との選択制」と指摘。「今後もそういう形で広がっていくのではないか」と話す。

受験者数下げ止まり、大学入試改革で人気再燃?

 中学入試の受験者数は20年のリーマン・ショック以降、減少傾向が続いてきたが、首都圏模試センターでは模試受験者の動向などから、今年は「横ばいか微増」と予想。大学入試改革などを見据え、今後、中学受験人気が再燃する可能性を指摘する声も出ている。

 進学塾「市進学院」(千葉県市川市)などによると、首都圏の中学受験者数は、いわゆる「ゆとり教育」で学習内容が大幅に削減された学習指導要領と学校週5日制が実施された14年ごろから、保護者の公立中への学力不安などから右肩上がりで上昇。

 16年には国際学習到達度調査(PISA)で日本が順位を落とした「PISAショック」も影響し、首都圏模試センターによると、19年には推定で5万人を超えた。だが20年のリーマン・ショック後は微減傾向が続き、昨年は4万2800人まで減少。小6の7人に1人が受験する計算だ。

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