産経ニュース

【ソウルから 倭人の眼】「歴史」固執する朴槿恵政権の陰で頭抱えるソウル市長「どうすれば日本の客増やせるか」 “反日”と“国難”で軋む韓国

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【ソウルから 倭人の眼】
「歴史」固執する朴槿恵政権の陰で頭抱えるソウル市長「どうすれば日本の客増やせるか」 “反日”と“国難”で軋む韓国

 それよりも、韓国政府が懸念しているのは、昨年以降、一段と進む通貨ウォンの高騰だ。周知のように円安傾向の中、対円でウォン高は続いている。輸出産業への依存度が高い韓国経済にとって、大きなマイナス要因である。

 一方で、ウォン高の“恩恵”で、韓国から海外旅行に出かける者の数は増加している。日本を例にとっても、昨年1年間に訪日した韓国人は前年より12%増え、約275万5300人(日本政府観光局)。過去最高となった。一方で、韓国を訪問した日本人は約229万7000人。日韓での「訪日」が「訪韓」を2008年以降初めて上回り、6年ぶりに逆転した。

 人口比(日本・約1億2800万人、韓国・約4900万人)を考えれば、相当な数(延べ人数も含め)になる。

 この傾向は今年になっても続いているようだ。韓国からのお客さんが増え、モノを買い、じゃんじゃん金を使ってくれることは、日本としてはありがたい。一方の韓国政府としては、頭の痛いところだろう。このままで行くと、韓国は観光収支だけをとっても対日赤字が続くことは避けられそうもない。

 しかし、韓国政府の懸念もよそに、国民は海外で金を使い続けている。

理想と現実の間で

 韓国経済について、詳しくはその動向をうかがい、別の機会に書いてみたい。とにかく昨年末以降、朴大統領は、「2015年は経済再生への最後のチャンスとなる年だ」と繰り返し言っている。また、「私は大統領就任以来、国の経済安定について考えなかった日はない」とも語っている。「口を酸っぱくして」との表現がぴったりで、かけ声だけは、より強まっている。

続きを読む

「ニュース」のランキング