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【衝撃事件の核心】血だらけ殺害現場に「かじりかけリンゴ」、躊躇なく家人を刺す残忍性、前橋連続殺人26歳「謎だらけ深層心理」

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【衝撃事件の核心】
血だらけ殺害現場に「かじりかけリンゴ」、躊躇なく家人を刺す残忍性、前橋連続殺人26歳「謎だらけ深層心理」

 昨年末に前橋市の民家で立て続けに起きた連続殺人事件は、何の面識もない高齢者2人が犠牲となった。「高齢者なら抵抗されないし、そこそこカネを持っている」。殺人、殺人未遂容疑で逮捕された土屋和也容疑者(26)は消費者金融に百数十万円の借金を抱え身勝手な動機から凶行に及んだ。だが「カネと食料品が目的」といいながら、無抵抗な高齢者に出くわすと逃げることも刃物で脅そうともせず即座に襲っている。しかも犠牲者の身体には執拗(しつよう)な刺し傷が残されていた。なぜそこまでしたのか。2人殺害の罪は極めて重い。捜査幹部も「土屋(容疑者)の深層心理は謎だ」と首をかしげる。

2つの事件現場の距離はわずか750メートル

 最初の事件が起きたのは昨年11月11日。前橋市日吉町に住む無職の小島由枝さん(93)が自宅で頭から血を流し、布団の上で死亡しているのが見つかった。寝室の仏壇やタンスが荒らされるなど、物色された形跡があったことから、群馬県警は強盗殺人事件として捜査本部を設置した。

 それから約1カ月後の12月16日、小島さん宅から、わずか750メートルしか離れていない同市三俣町で、第2の事件が起きた。

 川浦種吉さん(81)と妻の二美江さん(80)が自宅で襲われ、種吉さんは2日後の18日に死亡し、二美江さんは首や胸などに重傷を負った。

 2つの事件には、犯行現場が近い▽凶器が刃物▽被害者が高齢者▽家は古い木造平屋-といった複数の類似点があったことから、県警は捜査本部を一つにして捜査を進め年末の26日、土屋容疑者の逮捕に至った。だが川浦さん夫婦殺傷事件には不可解な点が多い。

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