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【開発ヒストリー】海底レアアース供給“海中未来都市”プロジェクトは実現するか…清水建設「シミズ・ドリーム」の仰天構想

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【開発ヒストリー】
海底レアアース供給“海中未来都市”プロジェクトは実現するか…清水建設「シミズ・ドリーム」の仰天構想

シミズ・ドリーム第3弾の深海未来都市構想「オーシャンスパイラル」のイメージ。海面付近に直径500メートルの球体に居住地区があり、海底にある工場を結ぶ螺旋状の通路を人や電気、海底資源が往来する

 地球温暖化や食糧不足など、人類が直面する難題を最新技術で解決する都市づくりのアイデアを大手ゼネコンの清水建設が世界に発信している。「シミズ・ドリーム」と銘打った未来都市構想だ。昨年11月に打ち出した第3弾の最新構想「オーシャンスパイラル」は、豊富な資源が眠る深海を都市基盤に取り込むという斬新なコンセプトで、国内の研究機関などで反響を呼んでいる。構想の開発には、バブル崩壊後の低成長時代に社内で語られなくなった「夢」を、再び取り戻そうという思いがあった。

環境、食料、エネルギー問題の「解答」

 「深海にはあらゆる問題を解決できる可能性があり、ビジネスチャンスがある」。平成24年秋から始まったオーシャンスパイラルのプロジェクトリーダー、竹内真幸氏はこう強調する。

 オーシャンスパイラルは、海面付近に浮ぶ直径500メートルの球体構造物にホテルやオフィス、居住地区を備える。球体と、3000~4000メートルの海底にあるレアアース(希土類)などの資源開発を行う工場を全長15キロのらせん状通路で結び、人や電気、資源を往来させる。いわば高さ4000メートルのビルを水中に建設するというものだ。

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