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【経済インサイド】霞が関で暴れ回る“クジラ伝道師” 省庁に鯨料理のメニュー化を迫る「二階自民党総務会長」の迫力

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【経済インサイド】
霞が関で暴れ回る“クジラ伝道師” 省庁に鯨料理のメニュー化を迫る「二階自民党総務会長」の迫力

大好きな鯨肉料理をほおぼる二階氏(左から2人目)。全省食堂への鯨肉メニュー導入も時間の問題だ=昨年11月18日、東京都千代田区の経済産業省

 国際社会から捕鯨への反対圧力が高まる中、そんなことは意に介さず、霞が関の各省の食堂で「鯨肉料理」を提供するよう駆け回る議員がいる。日本の古式捕鯨発祥の地といわれる和歌山県選出の二階俊博・自民党総務会長だ。昨年9月の自民党本部を皮切りに、外務省、経済産業省の各食堂で立て続けに鯨肉料理をメニュー化。今年度内には防衛省、財務省、さらには学校給食での提供拡大を図るため、文部科学省を照準に定める。首相も恐れる“こわもて”のクジラ伝道師の行動力に、全省がひれ伏すのも間近か!?。

経産省に鯨肉料理登場

 「鯨料理あります。」

 昨年11月18日の正午前。経済産業省地下1階の食堂に大きなのぼりが現れた。のぼりの前にはジンギスカンや青椒肉絲(チンジャオロース)などの料理がズラリと並ぶ。実は、これらはすべて鯨肉を使った同食堂のオリジナルメニューだ。

 それらを食い入るように見つめ、品定めしている人だかり。自民党捕鯨議員連盟の面々だ。「おいしそうですね」とあおる同議連メンバーで同省の山際大志郎副大臣に導かれ、林芳正前農林水産相や同議連の鶴保庸介幹事長代理が大きくうなずく。各自気に入ったメニューの食券を購入し、奥の座席に座る。

 しかし、席について10数分たつが料理は出てこない。なぜなら、テーブルの真ん中に座るはずである鯨肉料理導入の発起人で同議連顧問の二階氏が所用で遅れていたためだ。

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