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【日本の議論】中国「反日」で立ち消えそうな仙台「パンダ誘致」…ここまでの“外交カード化”に反発強まる

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【日本の議論】
中国「反日」で立ち消えそうな仙台「パンダ誘致」…ここまでの“外交カード化”に反発強まる

八木山動物公園にパンダが来た場合にパンダ舎を建設する予定の入り口付近。ただ、実現は厳しい状況にある=仙台市太白区

 同動物公園を訪れていた同区の女性(56)は「パンダはかわいくて大好き。来ればうれしい」としつつも「(財団の)支援があるとはいえ、震災復興に回したほうがいいのでは」と危惧する。

 最近の仙台で「パンダ」といえば、昨年7月6日に生まれた「レッサーパンダ」の双子、「コウメ」「スモモ」を指す。「ジャイアントパンダ誘致は震災直後なら盛り上がっていたが、今は時間がたってしまったと思う」と“賞味期限切れ”を指摘する。

 今年12月には仙台市に新たな地下鉄の東西線が開通し、八木山動物公園駅も作られ、アクセスは格段に向上する。東北地方に初めてのパンダともなれば観光の目玉になることは間違いない一方で、肝心の中国からの反応がない。好転する要素も昨今の情勢からは考えにくく、このままでは自然消滅するしかなさそうだ。

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