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【トレンド日本】「もう1人でも怖くない」 大学公認“ぼっち席”学食に広がる 

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【トレンド日本】
「もう1人でも怖くない」 大学公認“ぼっち席”学食に広がる 

対面の人と視線が合わないよう中央を仕切った「ぼっち席」。1人でも食堂を利用しやすくなると学生には概ね好評だ=埼玉県東松山市の大東文化大・東松山キャンパス

ほかの大学でも…

 こういった「ぼっち席」は、京都大(京都市左京区)や神戸大(神戸市灘区)にも広がる。京都大は24年から設置、神戸大は25年から六甲台キャンパスの3カ所の食堂で1割前後のテーブルの上に仕切りを設けた。

 神戸大の場合は、空席を作らないのが設置の主な目的。同大生協の加藤真理子専務補佐は「6人席に2人2組が対面に座り四隅を使うと、間の2席が使われにくい。1人でも2人でも3人でも食べやすい工夫として採用した」と話す。

 一部の教員からは「食事は、わいわい話しながらするもので、仕切りをつけるのは好ましくない」という意見があったが、学生からは「6人テーブルは、これまでは1人では使いにくかったが、良くなった」などとおおむね好評という。

 東工大(目黒区)でも、「ぼっち席がうちにもあればいいな」などといった学生のネット上の「つぶやき」を受け、昨秋から380席のうち24席(6人用4テーブル)に特注のついたてを置き、試験運用中だ。

 平野伸彦専務理事は「視線を合わせず、1人で静かに食べたいという傾向は以前からあり、時代の流れ。他大学より相席で座る学生は多いほうだが、それでも相席よりは、仕切りのある席のほうが好まれ、仕切りのある席から埋まっていくようだ。今後は、できるだけ学生のニーズにあった席づくりを考えたい」と話している。

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