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【中国スポーツこぼれ話】テコンドー審判「優勝したかったら250万ウォン、準優勝なら150万ウォン」…大学受験のため「スポーツ好成績」買う親、歪む中韓“受験戦争”

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【中国スポーツこぼれ話】
テコンドー審判「優勝したかったら250万ウォン、準優勝なら150万ウォン」…大学受験のため「スポーツ好成績」買う親、歪む中韓“受験戦争”

中国のネットに転載された本渓高校の不正を報じる風刺画

 もっとも、中国も学歴社会という面ではひけを取らない。一人っ子政策の影響もあり、一族の将来を背負う子供を有名大学に入学させようと保護者が躍起になるのも無理はない。そして、中国でも韓国と同様の不正が横行していた。

 昨年夏、遼寧省本渓市の進学校として知られる本渓高級中学(高校)の受験生87人が、大学入試で加点されるスポーツ優秀者の認定を受けていたことが明らかになった。他の5市の高校のスポーツ優秀者の総数とほぼ同じ。同省内の4つの有名校でさえ、スポーツ優秀者は1校あたり20人に満たないといい、本渓高校の数字は突出していた。

 教育関係の中国メディアは「87人の中にはサッカーのスター、水泳の達人、バドミントン界のエリート、卓球界の奇人がいるというから、中国スポーツ界の奇跡だ」と揶揄した。それもそのはず。子供を他の進学校に通わせている保護者が語る、本渓高校のカリキュラムを知れば、疑いの目を向けて当然だ。

 「みんな知っているよ。本渓高校は毎日午後11時半に放課になる。体育の授業もないのに、どうやってあんなに多くのスポーツ優秀者が出るんだ。プールもないのに、水泳のスポーツ優秀者が25人だって?」-。

 サッカーの大会で好成績を収めた事実はないにもかかわらず、優秀者は36人もいたのは不自然だ。中国メディアの調査によると、生徒は遼寧省以外の省・自治区などで行われた大会に出場し、好成績を収めたことになっていたという。

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