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【高木桂一の『ここだけ』の話】破格の厚遇「まるで赤い貴族」 “躍進”共産党に君臨する不破元議長の“伝説”

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【高木桂一の『ここだけ』の話】
破格の厚遇「まるで赤い貴族」 “躍進”共産党に君臨する不破元議長の“伝説”

9年ぶりに衆院選で街頭演説を行った共産党の不破哲三元議長=昨年12月10日、京都市四条河原町(甘利慈撮影)

 これにつながるのは「党を守る=国家を守る」の理論をもとに党本部に設置されている、別称「第2事務」の“防衛部隊”だ。党本部に約40人に加え、全国の地区委員会に1~2人ずついる。登録されている“予備兵”も加えれば相当数に上るという。

 共産党防衛部隊OBは「警察無線の傍受のほか、対象者の尾行、盗聴などをやっている。党には警察無線の暗号を割り出すプロもいるから驚いた」と証言する。

 話を不破氏に戻すと、今月26日に齢85となる不破氏にしてみれば、党大会での満面の笑みには「党最高幹部として生涯を全うできそうだ」という感慨があったかもしれないと、共産党ウオッチャーはみる。つまり「永久最高幹部」のポストを手にした、と。

 過去の共産党指導者を振り返れば、生涯を党からの輝かしい評価まま終えた人は皆無に等しい。最初のトップの徳田球一にしろ、元名誉議長の野坂参三にしろ、そして宮本氏にしろ、不本意のまま党を追われたり、引退させられたりしてきた。

 翻って不破氏は党にとって「最後まで守るべき最高幹部」になったのである。

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