産経ニュース

【高木桂一の『ここだけ』の話】破格の厚遇「まるで赤い貴族」 “躍進”共産党に君臨する不破元議長の“伝説”

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【高木桂一の『ここだけ』の話】
破格の厚遇「まるで赤い貴族」 “躍進”共産党に君臨する不破元議長の“伝説”

9年ぶりに衆院選で街頭演説を行った共産党の不破哲三元議長=昨年12月10日、京都市四条河原町(甘利慈撮影)

 加えて不破氏には常時配置されている専属の党職員は少なくとも5人いる。党本部勤務員の平均年収は400万円とされるなか、不破氏のために年間2000万円以上の人件費が余計に支出されていることになる。

 党関係者によると、最高幹部の「専属職員」といえども、40年近く最高指導部で権勢をふるった宮本顕治元議長は自宅前にボディーガード2人を置いていただけ。現役の志位氏は現在、自宅マンションの階下にボディーガードが1人がいるだけだという。

 「これほどまで破格の厚遇を受けているのは最高指導部のなかでも不破氏だけ。党の庇護の下にある優雅な暮らしぶりはまさに『赤い貴族』だ」(元共産党員)

 なぜ不破氏は貴族のような生活が続けられるのか。それは不破氏が「他に変え難い社会変革の運動と前衛党(=共産党)の最高指導者」と、党内で位置づけられているからである。

 党関係者によれば、同党には幹部候補党員に研修などで徹底的にたたき込まれる「共産党幹部論」なる“教え”があるという。それは旧ソ連の元指導者レーニンの死因を暗殺未遂事件による後遺症だと決めつけ、「革命や国家の命運は最高幹部の健康や寿命にかかわってくる。だから最高幹部を大事にしろ」と厳命するものだ。このことが明示されている文書が存在するが、研修後には回収されているという。

このニュースの写真

  • 破格の厚遇「まるで赤い貴族」 “躍進”共産党に君臨する不破元議長の“伝説”
  • 破格の厚遇「まるで赤い貴族」 “躍進”共産党に君臨する不破元議長の“伝説”

「ニュース」のランキング