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【高木桂一の『ここだけ』の話】破格の厚遇「まるで赤い貴族」 “躍進”共産党に君臨する不破元議長の“伝説”

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【高木桂一の『ここだけ』の話】
破格の厚遇「まるで赤い貴族」 “躍進”共産党に君臨する不破元議長の“伝説”

9年ぶりに衆院選で街頭演説を行った共産党の不破哲三元議長=昨年12月10日、京都市四条河原町(甘利慈撮影)

 筆者もその大会を取材したが、幹部が並ぶ、ひな壇で満面の笑みをたたえていた不破氏の面持ちが印象的だった。「表情が乏しくて根暗」とされてきた不破氏が浮かべた「笑み」を、共産党ウオッチャーはこう解説する。

 「高齢で引退して当然という声が党内外から上がっていながら、それを制する形で最高指導部に残れたことが、よほどうれしかったのだろう。それは党の総意ではなく、不破氏に牛耳られている最高指導部の意思だが…」

 「セクハラ疑惑」で共産党を追われた元政策委員長の筆坂秀世氏は、党大会での不破氏続投を「老害」と指摘した『週刊新潮』(昨年1月30日号)で「これまで党の援助で配置されてきた住み込みのハウスワーカーやボディーガード、専任運転手と専用乗用車が役職を外れると配置できないからだ」と指摘していた。

 聞けば、神奈川県西部の津久井湖近くの大きな山荘に暮らす不破氏と1歳上の上田七加子夫人(不破氏の本名は上田姓)の老夫婦は、夫が役職を失うと党からの手厚い「生活支援」が受けられなくなるという。

 常任幹部会委員の年収は約1000万円。医療費も自己負担分は全額党に面倒をみてもらえる。「幹部の健康保全は革命運動にとって重要」という考えに基づくのだという。

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