産経ニュース

【日本の議論】不認可「幸福の科学大学」騒動今も…まもなく完成する巨大キャンパス、地元は「幸福の科学村になってしまう」と警戒

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【日本の議論】
不認可「幸福の科学大学」騒動今も…まもなく完成する巨大キャンパス、地元は「幸福の科学村になってしまう」と警戒

竣工間近のハッピー・サイエンス・ユニバーシティの校舎、奥にはピラミッド型の礼拝堂が見える=平成26年12月19日、千葉県長生村(山本浩輔撮影)

 学部は人文科学系、社会科学系、自然科学系の3学部。自校科目「創立者の精神を学ぶ」(4単位)のほかは、通常の大学であるような一般教養や専門科目などで全124単位を4年間で履修。定員480人の学生寮に全員入寮し、2年時から希望者は外部から通うことも許されるという。

「3日泣き続けた子もいる」

 「幸福の科学大学」開設不認可の理由は、学校教育法などに基づき「大学教育を提供できるものとは認められない」とするもので、具体的には、幸福の科学の大川隆法総裁が故人や存命の著名人の守護霊の言葉を伝える「霊言」が「教育の根底にある」とする点が指摘された。

 学園の木村智重理事長は「1万9千ページある認可申請書に『霊言』という文字は一言も出てこないのに、なぜ『根底にある』ということになるのか」と反論する。

 「審議の過程で不適切な行為があった」として、最長で5年のペナルティーを科されることに対する反論も、HSUのホームページに掲載されている。「下村博文文科大臣の守護霊の霊言が出てしまった。彼の触れられたくないところに触れたことで、『私怨(しえん)』もあるのだろう」

 九鬼一副理事長は「不認可で、入学希望の生徒の中には3日泣き続けた子もいるんですよ。子供たちの夢を壊すわけにはいかない。百数十億円の費用についても、信者の方の期待を背負っている」と話す。「まずは私塾として開校し、これからも認可をもらうため動いていく」とした。

過去には固定資産税問題

「ニュース」のランキング