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【法廷から】「AKB48?収入あるな」傷害事件被告のあきれた供述 年明けに求刑公判

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【法廷から】
「AKB48?収入あるな」傷害事件被告のあきれた供述 年明けに求刑公判

退院し、記者団の問いかけに答えるAKB48メンバーの入山杏奈さん(右)と川栄李奈さん=26日午後、岩手県盛岡市内の病院

 今年5月25日、人気アイドルグループ「AKB48」の握手会でメンバーらに刃物で切りつけ、3人に重軽傷を負わせる傷害事件を起こし、傷害と銃刀法違反の罪に問われた梅田悟被告(24)=青森県十和田市=に対する求刑公判が、年明けの1月8日に盛岡地方裁判所で開かれる。

 折りたたみのノコギリの背の部分にカッターの刃をはり付けた刃物で、梅田被告はいきなり切りつけた。会場の岩手産業文化センター(岩手県滝沢市)は大混乱に陥り、メンバーの川栄李奈さん(19)が右手指、入山杏奈さん(19)が右手を骨折するなどの重傷、20代の男性スタッフも負傷した。

 ファンとの交流の場としてAKB48が大切にしてきた握手会で起きたまさかの犯行だった。その衝撃は大きく、関連イベントは相次いで中止、握手会が再開されたのは7月5日。それまで年間約40回を数えた握手会は40日間の中断を余儀なくされた。メンバーの心にも深い傷を残した。

 こんな凶行を犯した梅田被告の人間像と犯行の状況が具体的に明らかになったのは事件から半年以上がたった12月の第2回公判だった。責任能力を調べるため6月6日から9月2日まで鑑定留置され、起訴が9月11日にずれ込み、初めての被告人質問が行われたのが第2公判だったためだ。

 しかし、11月の初公判の罪状認否で「男性にけがをさせてない」と意味不明の供述をして裁判官だけでなく弁護人さえもあきれさせた梅田被告は、第2回公判の被告人質問でも子供じみた無責任な供述に終始した。

 冒頭陳述で検察側は犯行の動機を「自分が警備会社を解雇され無職なのに、AKB48のメンバーが多額の収入を得ていると思い、不満を抱くようになった」と指摘した。以下は被告人質問の抜粋。

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