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【防衛最前線】(10)F35戦闘機 毀誉褒貶を背負う「最新鋭ステルス機」への期待

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【防衛最前線】
(10)F35戦闘機 毀誉褒貶を背負う「最新鋭ステルス機」への期待

 昨年10月26日、航空自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)で行われた航空観閲式で、ある“航空機”がひときわ注目を集めた。政府が次期主力戦闘機に選定した最新鋭ステルス戦闘機F35だ。

 だが、F35が自衛隊の手に入るのは、平成28年度まで待たなければならない。百里基地に展示されたのは、実寸大のモックアップ(模型)だった。観閲式で実際に運用されている航空機ではなくモックアップが展示されるのは、空自関係者も「記憶にない」と語る。

 F35に対する関心の高さは、観閲式終了後の安倍晋三首相の行動にも表れている。首相は、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイと並ぶF35のスペースにわざわざ車で移動して視察。開発主体の米ロッキード・マーチン社関係者らに矢継ぎ早に質問を投げかけたという。機体には日の丸のステッカーが貼られていた。

 F35の最大の特徴は、敵のレーダーに捕捉されにくい高度なステルス性だ。「ファースト・ルック、ファースト・アタック、ファースト・キル(最初に発見し、最初に攻撃し、最初に殺す)」を可能とするF35は第5世代戦闘機に分類される。

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