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【朝鮮半島ウオッチ】
金正恩政権の武器がイスラム国に渡っている…核弾道小型化成功情報も「2015恐怖のシナリオ」
また、在韓米軍カーティス・スカパロッティ司令官は10月末、ワシントンでの会見で「北朝鮮は核弾頭小型化技術を有しており、これをミサイルに搭載することができると信じる」とさらに確定的に断言している。韓国国防部は公式見解では北朝鮮の核兵器小型化に言及していないが、国防部関係者は韓国紙に「(小型化が)みえてきたようだ」(朝鮮日報)と語っている。
これに関して、韓国の軍事関係筋は産経新聞に、「韓国政府は混乱を招くため公表しないが、米韓は北朝鮮が核小型化の武器化に成功、すでに実戦配備を始めたとみている」と述べ、「北朝鮮の小型化核爆弾はウラン型だ。(北朝鮮はウラン鉱山を持つため)金正恩時代は北朝鮮の核爆弾大量生産時代に入る可能性が高い」との“恐怖のシナリオ”を語った。
潜水艦型移動式ミサイルの海上からの本格実験、「年初に計画中」との情報も
核弾頭小型化が現実味を帯びるなかで米韓が監視を強めているのが、潜水艦から発射される弾道ミサイル(SLBM)だ。
北朝鮮がSLBMに成功すれば、日本海や黄海を経由して日韓に小型核弾頭を向けることが可能になる。