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【経済インサイド】雨で機能停止する韓国原発は大丈夫か…部品も偽造する安全意識、それでも世界に輸出される現実

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【経済インサイド】
雨で機能停止する韓国原発は大丈夫か…部品も偽造する安全意識、それでも世界に輸出される現実

 韓国の非政府組織(NGO)「環境運動連合」によれば、当局は古里1号機の場合、「1時間で200ミリの降雨量でも安全性に問題はない」と説明していたという。だが、25日の同原発周辺の降雨量は1時間で約117ミリだったため、当局の安全性評価にも疑問が投げかけられている。

 韓国ではこうした原発のトラブルが頻発している。聯合ニュースによると、新古里原発1号機が10月10日午後(日本時間同)、トラブルにより運転を停止した。韓水原は発電した電気を送る設備に異常が発生したためで、「原子炉は安全な状態を維持している」と説明したが、詳しい原因は不明だ。また、隣接する新古里2号機も出力を抑えて運転したという。

 1、2号機はいずれも出力100万キロワットで、2011年と12年に商業運転を開始した。韓国では今年に入って故障により原子炉の運転を止めるのは、新古里1号機で6回目になるとされる。

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 原発トラブルの詳しい原因は明らかにされていないが、どうしても連想してしまうのが、昨年発覚した「部品の偽造」問題だ。

 聯合ニュースによると、新古里1、2号機と、韓国南東部の慶州にある新月城1号機の3基で、試験成績表が偽造された不良部品の使用が発覚。安全点検のため昨年5月末から約7カ月もの間、稼働を停止した。

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