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【日本の議論】「病院は金のためなら平気で子宮を奪う」異端医師・近藤誠氏の週刊誌記事に「産科婦人科学会」怒り心頭

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【日本の議論】
「病院は金のためなら平気で子宮を奪う」異端医師・近藤誠氏の週刊誌記事に「産科婦人科学会」怒り心頭

数々のベストセラー本を執筆した近藤誠医師。週刊誌記事での発言に、反論が相次いでいる

 近藤氏は記事で、定期接種となったものの積極的な勧奨が止まっている子宮頸がんワクチンにも言及。「(ワクチンで防げる型の)ウイルス感染率は0・7%に過ぎず、その後に前がん状態になるのは1万人に7人」と計算し、多くの人に効果がないことから接種すべきでないと主張した。

 これに対して、厚生労働省の担当者は「0・7%という数字はある一時点の感染率の話。その後に感染した人は考慮されておらず、また、一度ウイルスが排出されたとしても再感染する場合もある。そのため、生涯感染リスクで計算しないと意味がない」と話す。

 ワクチンの効果を測るには、子宮頸がんになる確率から逆算していくやり方で計算できる。一生のうちに子宮頸がんにかかる確率は83人に1人とされ、そのうちの50~70%はワクチンで防げる型のウイルスが原因とされるので、100人にワクチンを接種すれば、そのうち0・5人くらいが子宮頸がんにかかることから免れるというのが厚労省の見解だ。

当の近藤氏は…

 こうした批判の声に対し、近藤氏はどう答えるのか。産経新聞の取材に対し、近藤氏は「関心をもっていただき、ありがとうございます。光栄です。ただ、現在、某誌に木村氏との対談を持ちかけようと考えておりますので、現時点でコメントすることは控えさせていただきます」とメールで回答を寄せた。

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