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【土俵の群像】かっとなって見失う? 「駄目押し」「懸賞金」優等生横綱白鵬についた残念な“物言い”

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【土俵の群像】
かっとなって見失う? 「駄目押し」「懸賞金」優等生横綱白鵬についた残念な“物言い”

大相撲九州場所8日目、照ノ富士を上手出し投げで下した後、土俵から落ちた勢いで背中を押す白鵬(右)=福岡国際センター

 本人はこの行為について問われると、「やめなさい、終わったことは」と遮った。大事な記録がかかる場所中と言うこともあり、緊迫感を漂わせた。

 勝負がついた後の駄目押しは今年7月の名古屋場所でも見られた。4日目の豊真将戦。寄り切った後で土俵下へ押しやった。

 また、取組直前に胸板の汗をしっかり拭かないことや、立ち合いで繰り出す顔への張り差し、勝ち名乗りを受けた後に懸賞金を受け取った右手を高く掲げるしぐさが批判を浴びることもある。

 千秋楽の翌日に行われた日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)の定例会合で内山斉委員長(読売新聞グループ本社顧問)は優勝32回の偉業達成を「見事なもの」とたたえつつ、一部委員からは白鵬の懸賞金の受け取り方や駄目押しなど、土俵態度を批判する意見があったことを明かした。

 内山委員長は「態度が悪いという声が出ていた。ただ、これは協会から注意することではない。横綱自身が考え、本人の品性の問題」と語った。

 宮城野親方は弟子の思いを代弁する。「かっとなって自分がわからなくなるときがある。本人が一番わかっている」。部屋には師匠に対して指導を促す手紙が届くことが多いといい、「相撲が強くて優しい。すごいなと思われるように。横綱は誰より態度が見られているから」と話す。

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