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【日本の議論】「全面マスク」「防護服」の苦痛 福島第1原発4号機の原子炉建屋の内部は…

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【日本の議論】
「全面マスク」「防護服」の苦痛 福島第1原発4号機の原子炉建屋の内部は…

4号機の燃料貯蔵プールで作業をする作業員ら=11月17日、福島県大熊町(宮崎裕士撮影)

 東京電力福島第1原発は、4号機原子炉建屋内にあった燃料の取り出しがほぼ終わり、廃炉へ向けて着実に前進していた。産経新聞は11月中旬、単独で取材を実施。汚染水タンクで漏水が見つかった昨年夏のトラブルから一転、作業は順調に推移しているが、廃炉までに30~40年という長い時間を要する中で、最難関とされる溶け落ちた燃料(デブリ)の取り出し方法も決まっていない。まだ見えぬゴールに向かって現場の闘いは続いている。(天野健作、野田佑介)

駐車場に並ぶ泥だらけの車両

 東電の事故対応拠点は福島第1原発から南に約20キロ離れた「J-ヴィレッジ」にある。そこからマイクロバスで国道6号を北上。途中には、東日本大震災で壊れたまま手つかずの民家や商業施設などが存在する。通行規制が続いていた国道6号は、9月に規制解除されたが、すれ違う車は大型トラックや復興工事のための車両がほとんどだ。

 原発構内に入ると、まず駐車場に止まる無数の車が目に入った。作業員を送り届けてきたのだろう。大型や中型のバスが多く、ほとんどの車体は泥だらけだった。

 バスを降りると、作業の拠点となる免震重要棟が見えた。建物内で、東電から渡された全面マスクで顔を覆い、白いタイベックスーツ(防護服)を着た。この際、放射線の線量計も手渡され、胸ポケットに入れた。

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