産経ニュース

「貧乏でも打つ手はあります」…『夕張再生市長』に財政破綻の街の秘策を聞く

ニュース プレミアム

記事詳細

更新


「貧乏でも打つ手はあります」…『夕張再生市長』に財政破綻の街の秘策を聞く

『夕張再生市長 課題先進地で見た「人口減少ニッポン」を生き抜くヒント』鈴木直道著、講談社

 地方での少子高齢化の進行や景気回復の遅れが指摘され、内閣改造で地方創生担当大臣が誕生するなど地方の再生が議論される中、全国唯一の“財政破綻した自治体”である北海道夕張市の鈴木直道市長(33)が著書『夕張再生市長』(講談社)を刊行した。「夕張の姿は未来の日本の姿。夕張が再生できれば、それは将来の日本のモデルとなるはずだ」と訴える鈴木市長に、話を聞いた。(溝上健良)

屋内も氷点下の市役所

 同書の第1章、2章では、埼玉県出身の鈴木氏が夕張と関わることになった経緯から、市長選当選までが描かれている。

 鈴木市長が東京都職員だった平成19年、猪瀬直樹副知事(当時)が「財政破綻した夕張市に、都職員を派遣する」との方針を打ち出す。そこで派遣されることになった2人のうちの1人が鈴木氏だった。夕張への着任は20年1月。出勤初日、市役所の暖房は午後5時で切れた。光熱費を節約しているのだ。財政破綻で職員数が半分以下となった夕張市役所では、深夜までの残業が常態化していたが、職員はうっかりすると氷点下になる庁舎内で、コートを着込んで仕事を続けていた。この状態は今も変わっていないという。

このニュースの写真

  • 「貧乏でも打つ手はあります」…『夕張再生市長』に財政破綻の街の秘策を聞く
  • 「貧乏でも打つ手はあります」…『夕張再生市長』に財政破綻の街の秘策を聞く
  • 「貧乏でも打つ手はあります」…『夕張再生市長』に財政破綻の街の秘策を聞く
  • 「貧乏でも打つ手はあります」…『夕張再生市長』に財政破綻の街の秘策を聞く
  • 「貧乏でも打つ手はあります」…『夕張再生市長』に財政破綻の街の秘策を聞く
  • 「貧乏でも打つ手はあります」…『夕張再生市長』に財政破綻の街の秘策を聞く
  • 「貧乏でも打つ手はあります」…『夕張再生市長』に財政破綻の街の秘策を聞く

「ニュース」のランキング