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【島が危ない 赤サンゴ 迫る群影(1)】薄笑い浮かべ悠々と網を引き上げる中国人密漁者 手出しせず日本巡視船の目の前で…サンゴ密漁、屈辱の海を見た

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【島が危ない 赤サンゴ 迫る群影(1)】
薄笑い浮かべ悠々と網を引き上げる中国人密漁者 手出しせず日本巡視船の目の前で…サンゴ密漁、屈辱の海を見た

サンゴを密漁中の中国漁船(手前)は黒煙をはきながら、海上保安庁の巡視船「するが」から逃走した=9日午前、小笠原村父島南の領海内(大山文兄撮影)

 巡視船は中国語で警告を発するが、甲板にいた雨具姿の中国人船員数人は網を巻き上げる手を止めようとしない。白い歯を見せ、笑みを浮かべながら悠々と作業を続ける船員もいた。荒波で接舷すると危険なのか、巡視船も警告を発するのみで手出しはしない。

 約5分後、中国漁船は網を巻き上げ、黒煙を上げながら去っていった。「いったい巡視船は誰を守っているんだろうか」。金澤さんはため息をついた。(森本充)

 ■中国漁船のサンゴ密漁 東京都の小笠原諸島沖で今年急増。10月30日には伊豆諸島沖を含め計212隻に膨れあがった。密漁対象の赤サンゴは磨くと光沢を放ち、中国で宝飾品として高値取引されている。海上保安庁は10月、小笠原沖で中国人船長5人を漁業主権法違反(無許可操業)などの容疑で相次いで逮捕した。

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