産経ニュース

【日本の議論】「牛」に続き「豚レバー」も、広がる生食禁止の理由…食中毒だけでない、「E型肝炎」が怖い

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【日本の議論】
「牛」に続き「豚レバー」も、広がる生食禁止の理由…食中毒だけでない、「E型肝炎」が怖い

生の豚レバー。レバ刺しとして食べる人もいるが、生食はE型肝炎などの感染のリスクが高い

■豚肉の安全な食べ方とは…よく火を通すことです

 もちろん、豚レバ刺しに潜む危険はE型肝炎だけではない。サルモネラ菌やカンピロバクターなどの細菌による食中毒の恐れがあるほか、寄生虫に感染するリスクもある。

 専門家によると、ウイルスだけでないこうしたリスクをなくすためには、現状ではとにかく火を通すことしかないのだという。厚労省は「牛は表面がウイルスなどで汚染されているが、豚は中心部が汚染されている」としており、中心部の色が変わるまでしっかり熱する必要がある。

 また、厚労省の調査会は「ジビエ」として人気が高まっている野生のイノシシやシカ、ヤギなどの肉の生食のリスクについても検討。E型肝炎や食中毒の危険は高いが、食べる機会が少ないことから法に基づく規制ではなく注意喚起に留める考えだ。

 牛に続き豚までも…と生食の規制に残念がる声も出るが、自分の体を守るためには危険な生食を避けるのが賢明だ。

「ニュース」のランキング