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【セウォル号死刑求刑】朴槿恵大統領「激怒」忖度の死刑求刑か 日本では理解し難き韓国“感情司法”

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【セウォル号死刑求刑】
朴槿恵大統領「激怒」忖度の死刑求刑か 日本では理解し難き韓国“感情司法”

セウォル号の船内に多数の乗客を残したまま下着姿で警備艇に乗り移るイ・ジュンソク船長(右から2人目)=4月(韓国海洋警察提供・共同)

 修学旅行中の高校生ら300人以上の死傷者を出し、韓国の朴槿恵政権を現在も揺るがせている旅客船「セウォル号」沈没事故の刑事責任を問う裁判で、ソウル中央地検は先月27日、船長のイ・ジュンソク被告に死刑を求刑した。

 事故の重大性や社会に与えた衝撃の大きさなどから、「不作為による殺人」だとして死刑を求めた韓国検察。

 その罪状の適用をめぐっては被害者や遺族の心情、国民感情などを受けたものとみられているが、中でも最も影響を与えたのは事故発生直後に「(船長らの行いは)殺人のような行為」と断じた朴大統領の怒りだったとされ、捜査方針が“国民情緒”と政権の意向に左右される韓国検察の姿が示された求刑といえそうだ。

 検察は論告で、イ被告の罪状について「船の総責任者として事故原因をつくったうえ、乗客が全員退避するまで船を離れてはならないという船員法に反し、船内での待機を命ずる放送を行ったあと何ら措置を講じないまま脱出、304人が犠牲になる大惨事を引き起こした」と指摘。「最も直接的で、重い責任がある」と指弾した。

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