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【スポーツCatchUp】167センチの居場所 「富樫勇樹」のNBA挑戦は成功するか?

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【スポーツCatchUp】
167センチの居場所 「富樫勇樹」のNBA挑戦は成功するか?

167センチのNBAプレーヤー、富樫勇樹。背が低いことをハンディにしない(共同)

 平均身長2メートルという大男たちが群がる世界で、身長167センチは埋もれてしまうほど小さい。日本代表ガードの富樫勇樹(21)が米プロバスケットボール、NBAプレーヤーとして大きな一歩を踏み出すことになった。日本人の先駆けとなった田臥勇太にしても173センチあった。30センチ超の体格差をものともしない、抜群のスピードとテクニックが“巨人たち”に囲まれて、どこまで通用するのか期待が高まっている。

身長のハンディを逆手に

 数ある球技の中でもバスケットボールは「最も日本人に不向き」と言われてきた。身長のハンディキャップをもろに受け、体格で劣るため接触プレーで負けてしまうからだ。

 日本人男子の平均身長以下の富樫は中学時代(新潟の名門・新発田市立本丸中)から頭角を現していた。高校は米国の強豪校でプレーして本場の技術を磨き、帰国後は日本のbjリーグで活躍した。

 見上げるような大男たちに高さで負けても、スピードとボールのハンドリング技術では負けていなかった。守備面の不利をオフェンスでカバー。2メートル級の選手を置き去りにして、インサイドに切り込みながらディフェンスをかわす「フローターシュート」は富樫の“必殺技”となった。

160センチでも十分通用する

 孤軍奮闘のNBAチャレンジは一見、無謀のようにも思えるが、実は1980年代に40センチの身長差をものともせず、熾烈(しれつ)なNBAの世界で存在感を示した名選手がいた。

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