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【高木桂一の『ここだけ』の話】国益毀損に暴走する鳩山元首相。その“瀬戸際外交”に外務省は応答要領さえ作らず。「無視するのが一番!」

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【高木桂一の『ここだけ』の話】
国益毀損に暴走する鳩山元首相。その“瀬戸際外交”に外務省は応答要領さえ作らず。「無視するのが一番!」

平成22年5月、米軍普天間飛行場移設問題に関する政府案を閣議決定し、記者会見する鳩山由紀夫首相。発表したのは、辺野古沖への移設を軸とした案だった=首相官邸(酒巻俊介撮影)

 鳩山氏はさらに、日本で来年開催される10回目の「ロシア文化フェスティバル」に合わせたプーチン氏の訪日を提案したという。鳩山氏は同フェスティバルの日本側組織委員長で、ナルイシキン氏はロシア側の組織委員長である。

 つまり鳩山氏は自身のからむ“お祭り”に花を添えてもらうべく、そのタイミングでの大統領の訪日をイベントのカウンターパートに頼んだのだ。まさに安倍晋三政権が今秋のプーチン氏訪日実現の可能性を懸命に模索していたときのことである。

 その後、政府はプーチン氏の今秋の訪日は断念し、来年に持ち越す判断に至った。だが、あくまで個人的事情でプーチン氏を日本に招こうとする鳩山氏の発言が、政府の対露外交を度外視する「不規則発言」であったことは言うまでもない。

 これに対し、ナルイシキン氏がどう返答したかは報じられていない。しかし対露制裁をめぐる日本政府批判しかり、来年の大統領訪日提案しかり、鳩山氏はいかなる資格と了見で発言したのだろうか。

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