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【経済インサイド】ミャンマー銀行免許「日本完勝・韓国全敗」の凄まじき明暗の理由

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【経済インサイド】
ミャンマー銀行免許「日本完勝・韓国全敗」の凄まじき明暗の理由

ミャンマーの銀行免許をめぐり、日本完勝、韓国全敗と明暗がクッキリ出た

 邦銀の“完勝”に沸き立つのが、生命保険や損害保険など日本の金融業。日本の生保で初めてミャンマーに駐在員事務所を設置したT&Dホールディングス傘下の太陽生命保険は今月、ミャンマー保険公社に対し、事務効率化のための保険システムを寄贈したと発表した。中堅生保の同社はこれまで海外に進出していなかったが、将来的にミャンマー保険市場が開放されれば、参入を見据える。

 他の生損保各社もミャンマー市場に注目しており、関係者からは「3メガの免許取得は生損保進出の追い風になる」と期待する声が少なくない。

 ミャンマーの銀行は最大手でも総資産が数千億円程度と小さい。同国に進出する外国企業の資金需要に応えられておらず、外銀への期待は大きい。

2015年にも支店開設

 3メガは15年度にも支店を開設し、ミャンマーに進出した日系企業や地元銀行などに対し融資や貿易決済、海外送金などのサービスを始める。だが、先行者メリットを確保しようとすれば、採算を度外視したシェア争奪戦に陥りやすく、韓国大手銀と同じような不正に手を染めてしまう危険性もはらむ。

 3メガ“合格”という快挙におごらず、コンプライアンスを徹底し、地元に利益を還元できれば邦銀への信頼度はさらに高まるはずだ。現在は外銀の参入が認められていない個人向け金融サービスの解禁も見えてくる。

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