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【経済インサイド】ミャンマー銀行免許「日本完勝・韓国全敗」の凄まじき明暗の理由

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【経済インサイド】
ミャンマー銀行免許「日本完勝・韓国全敗」の凄まじき明暗の理由

ミャンマーの銀行免許をめぐり、日本完勝、韓国全敗と明暗がクッキリ出た

 これに対し、3行すべて合格した邦銀。他国とのバランスを考慮すると、当初は1~2行とみられていた。

 麻生太郎財務相は3行への交付が決まった後、「(日本の)企業は、それぞれのメーンバンクが出ないと、(融資を受けにくく)進出しにくいという事情を先方に伝えたのが大きかった」と“秘策”を明かした。

 日本政府は、「アジアのラストフロンティア(最後の未開拓地)」とされるミャンマーとの関係を築こうと、延滞債務の解消や多額の円借款供与の方針を表明している。最大都市ヤンゴン近郊では、官民で工業団地も造成。安倍晋三首相も親書を送った。邦銀にはこうした追い風があったようだ。

官民セールスが奏功

 邦銀の自助努力も大きく、3行とも出張所を置いて現地の銀行と提携してきた。

 三菱UFJは、前身の横浜正金銀行が1918年にミャンマーに拠点を設置した歴史を持ち、現在は出張所に格上げしている。ミャンマー事業強化の先陣を切ったのは三井住友。2011年の民主化後、外国銀行で初めてヤンゴンの駐在員事務所を出張所に格上げした。みずほも昨年、駐在員事務所を出張所とし、3行とも着々と準備をしてきた。

 3メガの首脳は何度もミャンマーを訪問。麻生財務相は「官民一体のトップセールスが功を奏した」と胸を張る。

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