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【経済インサイド】ミャンマー銀行免許「日本完勝・韓国全敗」の凄まじき明暗の理由

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【経済インサイド】
ミャンマー銀行免許「日本完勝・韓国全敗」の凄まじき明暗の理由

ミャンマーの銀行免許をめぐり、日本完勝、韓国全敗と明暗がクッキリ出た

 担保の水増しによる過剰融資、融資先からのリベート…。日本の金融庁は8月末、最大手の国民銀行東京、大阪両支店で多数の不正が見つかったとして、両支店に一部業務停止命令を出した。これを受けて日銀も過去の考査(立ち入り調査)結果を改めて点検した結果、国民銀が実態と異なる資料を提出し、虚偽の説明をするなどの違反行為があったと3日に発表した。

 本国の目の届きにくい在日支店の不正融資やマネーロンダリング(資金洗浄)などの“黒い噂”は他の韓国大手銀でもささやかれ、日韓の金融当局が昨年から合同調査に入っていた。

 ミャンマーは民主化後、経済開放に取り組んできた。政府は銀行部門を外資に開放する方針を固め、国際通貨基金(IMF)や欧州コンサル会社などと外資参入のスキームを練ってきた。

 IMFはミャンマー金融システムの健全な発展を重視。営業免許を申請した外銀各行のコンプライアンス(法令順守)もチェックしたとみられ、邦銀幹部は「在日支店で不正が発覚した韓国大手銀への免許を見送った可能性がある」と打ち明ける。

不正が発覚した韓国銀行

 また、韓国の銀行は長年国有化され、アジア通貨危機で経営危機に陥ったため、欧米の投資銀行や邦銀ほど巨大化できていない。このため、韓国最大手企業のサムスン電子の資金需要に応えられず、複数の邦銀が融資しているありさまだ。こうした韓国銀の資金力の乏しさがネックになった可能性もある。

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