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【日本の議論】「TOKYO」意外と知られてない 「京都」と間違われる“屈辱”

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【日本の議論】
「TOKYO」意外と知られてない 「京都」と間違われる“屈辱”

高層ビルが林立する東京都心部(上)と、雪化粧した京都・金閣寺(下)。両都市の違いは日本人なら一目瞭然だが、東京を京都と間違える外国人は意外に多い

 東京と京都の違いが分からない-。海外ではヨーロッパを中心にそんな声が多く、日本の首都の存在が意外に知られていないとして、東京都が6年後の東京五輪を前に「トーキョー」の認知度アップに向けて知恵を絞っている。今月7日には有識者会議を開き、効果的なPR方法の検討を始めた。「東京を世界一の都市に」と繰り返す舛添要一知事だが、実現への道のりは近そうで遠い。(伊藤鉄平、福田涼太郎)

関西周辺回って 「東京に行ってきた」

 「日本は知られているが、東京の名前は意外に知れ渡っていない」と都の担当者は嘆く。アジア諸国はともかく、ヨーロッパなど遠く離れるほど「日本の首都は『キョート』じゃないのか」と認知度が極端に下がるという。

 実際、ボランティアで外国人観光客らをガイドするNPO法人「東京シティガイドクラブ」(文京区)は「大阪の空港に到着し、京都など関西周辺を回って同じ空港から帰国した外国人が『東京に行ってきた』と後で話していたという話を聞いた」と苦笑いする。

 東京を日本の首都だと理解しているとしても、「来日した人でも、地図上で東京の位置が分かる人はほとんどいないのでは」と指摘する。

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