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【日本の議論】自分の死後、ペットへ“遺産相続”…トラブル回避へ注目される「ペット信託」

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【日本の議論】
自分の死後、ペットへ“遺産相続”…トラブル回避へ注目される「ペット信託」

ペット信託のイメージ

 高齢化が進む中、自分の死後、ペットがどうなるのかを心配する人は多い。対策の一つとして考え出されたのが「ペット信託」という方法だ。ペットのために確実に財産を残す方法として注目を集めている。(油原聡子)

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 ◆飼育状況チェック

 犬7頭と暮らす福岡県の80代の女性は7月、ペット信託を行った。女性には子供が2人いるが、ペット信託を使えば相続財産と分けておくことができるため、トラブルを防げると考えたからだ。女性は「7頭の飼育にかかる費用は月約2万円。長女が面倒を見てくれることになっているが、金銭的に迷惑をかけないため、信託することに決めた」と話す。

 女性が死亡したり、入院して飼育ができなくなると信託が始まり、犬たちは長女のもとへ行く。長女には月々の飼育費用が信託口座から支払われるという。

 長女は「1人暮らしの母にとって犬たちは家族も同然。信託をしたことで犬たちの生活が保障され、安心しています」と話す。

 ペット信託は、信託法に基づいて行われる。まずは飼い主を代表にした合同会社を設立し、ペットに残したい財産を事前に合同会社に移しておく。次に、飼い主と合同会社が信託契約を結び、新たな飼い主も決めておく。飼い主が亡くなるなど万が一の時に備え、信託開始の条件を設定。信託が始まると、合同会社に預け入れた財産が飼育費として新たな飼い主に渡る。

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