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【日本の議論】子供の声は「騒音」か…脅迫、訴訟、保育所そばに「ドクロ」「般若」の看板まで

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【日本の議論】
子供の声は「騒音」か…脅迫、訴訟、保育所そばに「ドクロ」「般若」の看板まで

 ついには逮捕者も出た。東京都国分寺市では今月1日、認可保育所近くの路上で、園児を迎えに来た保護者に手斧を見せ、地面に数回振り下ろすなどして脅迫したとして、近所の無職の男(43)が暴力行為処罰法違反の疑いで逮捕された。

 国分寺市によると、男は犯行の前日、同市保育課に電話をかけ、「園児の声がうるさい」「帰り道に近所のアパートに入り込んでいた」「対応しないなら、園児の首を切るぞ」などと職員を脅した。

 同市には約5年前から数回にわたり、男から苦情の電話があったといい、犯行当日は保護者に対し「近所から苦情があったので、帰り道にうるさくしないように」というお知らせを配布したばかりだった。

 市の担当者は「『対応をします』と伝え、納得いただいていたのですが、改善されなかったので、ああいう行動に出てしまったのでは」と述べた。

防音壁は「当たり前」

 近隣トラブルを防ぐため、保育所では防音壁を設置し、窓を二重ガラスにするなどの防音対策はもはや一般的だという。

 都の調査によると、住民からのクレームを受け、公立保育所に「新たに防音壁を設置した」「遊具位置を変更した」という自治体は6団体。「子供の遊戯時間の短縮や変更を行った」は15団体だった。いずれも23区内が多い。

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