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【スポーツ異聞】
「ヒジャブ」禁止で棄権カタール女子の傷心…韓国組織委の“朝令暮改”とバスケット連盟の低意識

重量挙げでも11年に服装規定に違反しパキスタン系米国人が試合に参加できず、国際重量挙げ連盟に訴えてルール改正を勝ち取っていた。
共同通信によると、FIBAにもヒジャブ禁止を含む試合中の服装規定を見直す動きはあり、要望があれば国内試合で例外を認める方針を打ち出している。だが、国際大会での試験導入は早くても来夏になる予定で、他競技に比べて対応が遅れている。
今回の問題で、カタール選手からは「国際連盟を促すためにここにいる。明確な態度を示さないといけない」と問題提起を図りたい考えも浮き彫りにされた。アジア・オリンピック評議会(OCA)は「選手の権利が最優先されなければいけない」との声明を出した。