【おらがぐるめ】「厚木シロコロ・ホルモン」 まちを全国区に押し上げたグランプリメニュー - 産経ニュース

【おらがぐるめ】「厚木シロコロ・ホルモン」 まちを全国区に押し上げたグランプリメニュー

10年前にB-1グランプリに輝いた「厚木シロコロ・ホルモン」=神奈川県厚木市旭町の「千代乃」
 有志らで結成された「厚木シロコロ・ホルモン探検隊」が、平成20年に「ご当地グルメでまちおこしの祭典! B-1グランプリ」でゴールドグランプリを受賞して10年。神奈川県厚木市はホルモンのまちとして全国的にその名を知られるようになった。
 探検隊副隊長の小野塚徳博さん(63)によると、厚木市内では終戦後すぐのころから農家が養豚業を営んでいた。食糧難の時代に生まれた内臓料理を出す飲食店をルーツに、いまでは市内の至る所にホルモン焼き店が存在する。
 市内のホルモン焼き店では新鮮な生の豚の大腸を精肉店から仕入れ、ブツ切りにし、みそダレを添えて提供している。白いホルモンは焼くうちにコロコロになることから、探検隊では「シロコロ」と名付けて商標登録し、まちおこしに賛同するホルモン焼き店とともに独自の食文化をPRしてきた。
 小野塚さんは「当初は『何でこんな安っぽいモノでまちおこしをするんだ』と反対も多かったんです」と明かすが、現在はわざわざ食べにくる女性客も多い。「厚木シロコロホルモン焼き 千代乃」(同市旭町)でみそダレをつけたシロコロをいただくと、甘い脂が口中に広がった。
 メモ 「厚木シロコロホルモン焼き 千代乃」は神奈川県厚木市旭町1の23の1。(電)046・227・4629。同店の「シロコロ」は540円。営業は午後4~10時。不定休。同市内には約50のホルモン焼き店があるという。