夏休みお勧めの新潟・上越市「うみがたり」 リニューアル1カ月で年間入館者数超え - 産経ニュース

夏休みお勧めの新潟・上越市「うみがたり」 リニューアル1カ月で年間入館者数超え

白イルカを間近に見られるフレンドプール=新潟県上越市立水族博物館(池田証志撮影)
日本海を背景にしたバンドウイルカのショー=新潟県上越市立水族博物館(池田証志撮影)
アクリルガラスで360度囲まれたトンネル=新潟県上越市立水族博物館(池田証志撮影)
 6月下旬にリニューアルして1カ月余りで、リニューアル前の1年間の入館者数を突破した水族館が新潟県上越市にある。売りは、間近で見られるシロイルカや約120羽のマゼランペンギンの群れ、日本海に面した立地で「海に沈む夕日が鑑賞できる」(担当者)絶景などだ。県内外から多くの人が訪れており、夏休みのお勧めスポットといえそうだ。
 「すごい幸せです」。満面の笑みでシロイルカとのツーショット写真を見せるのは、長野市の会社員、伊藤達哉さん(26)。「こんなに近くで見られるなんて。ここは以前も好きでしたが、ワクワク感のある、大人も楽しい水族館になりました」
 ここは新潟県上越市立水族博物館「うみがたり」。旧水族博物館跡の隣接地に新設する形で6月26日にリニューアルオープンした。
 シロイルカの展示は、国内で5カ所目、新潟県内では初めて。3階の「ふれんどプール」では、好奇心旺盛な2頭が水槽越しに愛らしい顔を寄せてくる。大人も子供も大はしゃぎだ。
 飼育数が世界一の約120羽が目の前をよちよち歩きする「マゼランペンギンミュージアム」も人が絶えない。長岡市の小学3年、渡辺真弓さん(8)は「ペンギンの歩き方が好き。近くで見ると、もっとかわいい」と大喜びだ。
 アクリルガラスで360度囲まれたトンネルを持つ「うみがたり大水槽」。イワシの群泳に視界を覆われた子供たちから「すごいー」と歓声が上がる。
 極めつけは、3階のスタジアムで繰り広げられるバンドウイルカのショー。1頭が急死してしまい、3頭での演技となったが、人気は衰えない。
 「ただ見るだけでなく、手拍子を付けたりして一緒に楽しめるところがいい」と話すのは、上越市の会社員、清水由美子さん(35)。もう3度も来館しているといい、夕日にシルエットが映えるサンセットバージョンを家族4人で楽しんでいた。
 上越市新水族博物館整備課によると、リニューアル前の平成28年度の年間入館者数は約19万5000人だったが、8月初めには速報値で20万人を超え、7日現在で21万8850人。約1カ月で1年度分を上回ってしまった。同課は「想定を上回る入館者が来てくれてありがたい」と手応えを感じている。
 同館によると、夏休みに入り、平日は4000~5000人、休日には7000~8000人が連日訪れているという。
 同館は横浜八景島(横浜市)が指定管理者として運営している。地上3階建て、延べ床面積約8400平方メートル。水槽60基に約300種・約4万5000点の生物が展示されている。(新潟支局長 池田証志)