【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈682〉合併号定番 ワイド特集が迫力不足の理由 - 産経ニュース

【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈682〉合併号定番 ワイド特集が迫力不足の理由

谷川浩司九段(右)と杉本昌隆七段と並んでビデオで出演した藤井聡太七段(中央)。「週刊新潮」によるとイベントに引っ張りだこだという=大阪市北区(彦野公太朗撮影)
 合併号の定番は昔からワイド特集だった。「あの人は今…」なんて各誌、合併号ごとにやっていた。
 ところが人権問題が言われるようになり、犯罪者なども、罪に服し、社会復帰した場合、名前が出せなくなった。
 そのせいもあって、最近のワイド特集、どうも迫力がない。それでも-。
 『週刊文春』(8月16日・23日夏の特大号)は特大ワイド「なかったことにするな!」で25本。
 『週刊新潮』(8月16・23日夏季特大号)は「真夏の夜の夢」で32本。
 いくつか面白い話題をピックアップすると-。
 小泉進次郎氏(『新潮』)。
 総裁選の対応がハッキリしないのは、
 〈「次の次、つまり2021年の総裁選では、小泉さん自身の出馬を含め、彼がより大きな役割を担うのは間違いない。大臣も党の要職も経験しないで総理候補なんてあり得ません」〉(政治部デスク)、〈「安倍総理とガチンコで戦うと、3年間干されてしまう危険性がある」〉(政治部記者)。
 安倍3選後の処遇を意識せざるを得ないというわけだ。
 元横綱・日馬富士(『文春』)。
 秋場所後の9月30日には断髪式。前後して半生をつづった本も出版とか。ウランバートルに設立した〈「日馬富士学校の生徒募集には十倍の応募があったそうです」〉(モンゴル在住の教育関係者)。
 池坊保子氏(『文春』)。
 今年1月、貴乃花親方批判で注目され、記事にも登場したが、今回、『文春』の記者が電話すると、〈「お宅の記事は読んでないし、これからお付き合いする気もないから」「もうあなた方には騙(だま)されないから大丈夫よ。二度騙されたら、それバカっていうわけでしょ」〉。
 藤井聡太七段(『新潮』)。
 夏の将棋まつりのイベントなどで連盟は主催者も尻込みするだろうと考え、羽生竜王並みの20万円という破格のギャラを提示。
 〈「“それでも”と出演依頼が絶えず、連盟は頭を抱えています」〉(観戦記者)
 たわいのない話ばかりだが、暑さぼけの頭にはちょうどいいかも。(花田紀凱=月刊『Hanada』編集長)