インターンシップに落ちる学生の共通点は?

プロが指南 就活の極意
インターンシップに参加した大学生らを相手に商社の仕事を説明する三菱商事社員=平成28年2月、東京都千代田区

 事実上の就職活動が始まるのは大学3年の夏のインターンシップからです。表面的な情報だけでなく、本質を理解して準備を進める必要があります。つまり、企業の本音と建前を理解して進める必要があります。

 現在、夏のインターンシップは延べ8000社以上に応募することが可能です。東京海上日動火災保険、第一生命保険、三井不動産、伊藤忠商事、三菱UFJ信託銀行、リクルートなど、業界を代表する企業がインターンシップの募集を告知しています。経団連加盟の大企業ですら、インターンシップが採用の第一歩になることを隠さなくなったといえます。そのため、インターンシップ選考を通過することが就活を有利に進める秘訣(ひけつ)です。

 しかし、簡単にインターンシップに参加できると甘く考えている学生は多いのです。どんな人が選考に落ちるのか、3つの観点から説明したいと思います。

特徴1…求める人物像に合致しない

 本選考と同様にインターンシップでも、企業はこんな人に来てほしいという「求める人物像」に基づいて選考の合否を決定しています。この前提があることを理解して一社一社対策を立てる必要があります。

 たとえば業界をリードする企業、長年中堅企業として安定的に事業を継続してきた企業、創業間もないベンチャー企業では、それぞれ求めらるスペック(能力)が異なるのは、容易に想像できるのではないでしょうか。選考では、そうした人物像に合致しない人が落ちることになります。

特徴2…ニーズに合致したエピソードを語れない

 特徴1とも共通しますが、企業が求めている経験があるかも重要です。ほとんどの企業の選考では、「学生時代に力を注いだこと」を聞かれます。文化系の学生が体育会系の仕事に向いているのか、ほとんどの人は向いていないと考えると思います。学生時代の活動でもタイプがあるように仕事にもタイプがあるのです。このタイプが合致しているかどうかがポイントとなります。

特徴3…表現力が乏しい

 どんなに能力があり、エピソードがあったとしても、それを伝え、表現できなければ、「ない」のと一緒です。つまり、表現力に欠ける人は落ちます。この時期は面接慣れしていない学生が多いため、表現力が乏しい学生は多いです。保護者や先輩、大学のキャリアセンターの人や友人を活用し、表現力を磨く練習を繰り返しましょう。

 インターンシップ選考の時期は、学生にとって業界や企業の知識が疎く、対策を立てにくいと思いますが、まずはできることを確実に実行しましょう。企業のホームページを閲覧したりセミナーに参加したりすることで、知識を蓄えていきましょう。(「内定塾」講師 齋藤弘透)

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