【TVクリップ】「未解決の女 警視庁文書捜査官」鈴木京香 - 産経ニュース

【TVクリップ】「未解決の女 警視庁文書捜査官」鈴木京香

女優、鈴木京香(斎藤良雄撮影)
女優、鈴木京香さん(斎藤良雄撮影)
熱血刑事・波瑠とのバディ演じる頭脳派
 「刑事もの」を得意とするテレビ朝日のドラマに、また新たな1本が加わった。といっても銃を片手に走り回る刑事ではない。未解決事件の文書を管理する「特命捜査対策室」の第6係で、“文字フェチ”とも言うべき頭脳派刑事の鳴海理沙を演じる。バディ(相棒)となるのは、肉体派で体力と柔術には自信のある熱血刑事・矢代朋(波瑠)だ。
 「私の年代で、しかもこういう変わったタイプの刑事役をやらせていただく機会を得たのは、すごくうれしい」と喜ぶ。本格的な刑事役は今回が初めてだが、「プレッシャーはそんなに感じてなくて、楽しみなことばかり」と打ち明ける。
 子供の頃には刑事ドラマをよく見ていたというが、演じる理沙は、決して王道のタイプの刑事ではない。「波瑠ちゃんと役が反対でも良かった。どちらかというと、波瑠ちゃんの方が涼やかでおしとやかな知性派で、私の方がガタイのいい女刑事でも」と笑う。ただそんな2人が、今回の役を演じることで「組み合わせの妙を感じたし、お互いにないものを補い合いながら、本当のバディに育っていけるようにしたい」と今後を見据える。
 2人はバディを組んだものの、まだまだ理沙が朋を認めきっていない雰囲気だが、「急に認めるのもリアリティーに欠ける。せりふにはなくても、朋に対して、ここで気持ちが動いたな、とか、このあたりからちょっと認めているな、などと考えながらやっています。私が教えるばかりでなく、若い彼女にも感化される方が面白い」と明かす。そんなちょっとした意識を他の演者や演出側が感じ取ってくれるとうれしいといい、「工夫しがいがある。連続ドラマがどういう形で進展していくか分からないので、展開がどう来ても対応できるようにしていきたい」としっかりキャラクターを構築している。
 「あまりやってみたくはないんだけど」と前置きしながら、「実は、最後の方には波瑠ちゃんと2人で街を全速力で駆け抜けていってもらいたい、といわれているんです」と苦笑。「心の準備だけはしておこうと思っています」と言うから、頭脳派が見せてくれるかもしれない走りの方も楽しみにしておきたい。(文化部 兼松康)
 すずき・きょうか 昭和43年生まれ。宮城県出身。大学在学中にデビュー。平成3年に連続テレビ小説「君の名は」で主演し、一躍人気者に。その後も「王様のレストラン」や「セカンドバージン」などのドラマだけでなく、映画「ザ・マジックアワー」や「の・ようなもの のようなもの」、舞台「巌流島」や「危険な関係」など、幅広く活躍を続けている。