「プラスの価値観」でエントリーシートを書こう!

プロが指南 就活の極意
企業の合同会社説明会に参加した学生ら=3月1日、東京都中央区(松本健吾撮影)

 3月1日から平成31年卒業予定の学生を対象とした就職活動が本格的に動き出しましたが、今年は人気業界の一つである商社のエントリーシート(ES)の提出締め切りが3月末までと例年より早くなっています。他の多くの企業も3月末~4月上旬締め切りとなっており、短い時間での準備と対策が欠かせません。しかし、筆記試験などの受験に追われ、対策が難しい時期でもあります。何とか乗り越えてもすぐに面接が控えている状況です。面接を突破しないと企業からの内々定は勝ち取れませんので、目先のことばかり考えず、目的から逆算して行動するようにしましょう。

 さて、面接も含めた本選考は、学生とはいえ社会人としての素養が試されます。当然、好きなことばかり話して面接官の求めることに答えられなければ評価されません。企業の人事担当者は何を見ているのか。そして、どこを評価するのかを常に考えるようにしましょう。ここで考えるときの注意点があります。

表面的な事実や結果は評価されない

 企業の人事担当者は「リーダーシップがある人」とか「すごい結果を出した人」など表面的な事実を評価していると考える学生は多いです。しかし、学生側がエピソードを盛ったり、偽ったりすることも可能なため、企業側は、表面的な事実ではなく本質的な人間性の部分を評価します。リーダーシップを発揮したことより、「なぜリーダーシップを発揮したのか」といった理由や動機が評価されます。

 多くの学生が似たようなエピソードを話しますが、深掘りすると基本的には2つに分類されます。「自ら状況を変化するために行動する学生」と「仕方なく行動した学生」です。評価されるのは前者であり、後者は評価されません。特に内定倍率の高い企業ほど前者のエピソードは必須となります。

自分の価値観を考えながらESを書くこと

 ESは本選考で企業側が質問する際の材料です。ESを突破することだけを考えるのは危険で、面接を突破するためのES作成が必要となります。この時に意識してほしいのが、自分が大切にしている「価値観」です。「価値観」もプラスとマイナスがありますので、プラスの「価値観」を考えながらESを書くようにしましょう。

 最後に、面接は学生の営業活動の場であると認識して臨む必要があります。自分という商品を企業に売り込む必要性があるのです。学生は正直に話すのではなく戦略的に話す必要があります。戦略的に話す際に必要になってくるのが「価値観」です。自己分析をしながらES作りに取り組むようにしてください。(「内定塾」講師 齋藤弘透)

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