面接でアピールする「リーダーシップ」とは…

プロが指南 就活の極意
就職活動のイベントに参加し、企業の説明を聞く大学生=1月、東京都渋谷区

 エントリーシートや面接で代表的な質問とされる「自己PR」。この質問で多くの学生がアピールするのが「リーダーシップ」「行動力」「チャレンジ精神」などの強みです。中でも「リーダーシップ」をアピールする学生は多い印象があります。就職活動のマニュアル本にはお手本の内容として「リーダーシップ」の経験が数多く使われていることが理由に挙げられます。このため、学生は企業から評価される可能性が高いと考えるのです。しかし、意味を理解せずに使用している学生が多いので注意してほしいと思います。

統率力と混合している

 リーダーシップと統率力を混同してしまう人は多いです。しかし、厳密に言うとこの2つは別物です。リーダーシップとは、リーダーに求められる全ての要素を指しています。マネジメント能力や統率力、コミュニケーション能力など、さまざまな能力が挙げられます。統率力は、リーダーシップの中の1つの要素でしかありません。基本的には、大きく2つの意味があります。まず1つ目が、人の行動を統制してチームを1つにまとめる力です。2つ目は、まとめたチームを率いて、チーム全体の目標を達成するために行動する力です。統率力は、リーダーシップの中でも大きなウエートを占めているため、リーダーには必要不可欠な能力といえます。しかし、あくまでリーダーシップの一要素なので注意しましょう。

必要な共感力

 リーダーシップとは、リーダー自らの思いを説明し仲間を説得、その思いに共感させる力も必要になります。共感と言っても感情に訴えかけるのではなく、数字やロジック(論理)に裏付けされたものを示し、納得してもらうことが優先されます。しかし、多くの学生のエピソードは根拠が乏しく、感情で訴えているケースが多いです。これではリーダーシップとしては不十分になります。

 言葉の意味を理解し正確に伝えることが自分自身のアピールに繋がります。小さな誤差ですが、積み重なると大きな誤解を生みますので日頃から言葉選びには注意するようにしましょう。3月はエントリーシートの提出がピークを迎える時期です。エントリーシートの内容が面接でのアピールに繋がります。自分が伝えたいことにギャップが生じないように注意しましょう。(「内定塾」講師 齋藤弘透)

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