あたりまえだが学業はおろそかにしてはいけない!

プロが指南 就活の極意
合同企業説明会に参加する就職活動中の学生たち(ロイター)

 就職活動の対策として、学生が準備に時間をかけるのは「志望動機」と「学生時代に力を入れたこと」の2つです。特に「学生時代に力を入れたこと」については全ての企業に使えるため、早いうちからひな型を作成している人は多いと感じています。作成時に学生を悩ますのが経験の“すごさ”です。すごい結果を出していないとアピールにならないのではないかと考えている学生が多いです。しかし、企業は表面的な情報だけでは判断しないことを理解しておきましょう。どこで評価するかといえば、学生の価値観や人間性といった本質の部分です。そのため、サークルやアルバイト、留学だけでなく学業も重要視していますので注意してください。

 特に近年の選考では、最終面接に進むほど「学業で頑張ったこと」が質問されやすくなっています。高校までは受験に向けて頑張っていたけど、大学では好きなことに夢中になり学業をおろそかにしていた、という学生は多いと思います。意識しているのか無意識なのかは分かりませんが、学業を避けている印象もあります。1次選考や2次選考は何とかなるかもしれませんが、最終選考に近づくにつれ質問されやすいので、答えられるように対策をしておきましょう。

 ただし、学業については課外活動の経験とは異なり、経験を脚色したり嘘をついたりするのが難しく、対策を立てるのが難しくなっています。選考時には「成績証明書」の提出が求められ、「なぜその講義を受講したのか」「その講義だけ単位が低いが原因は何か」「取得単位数が少ないが原因は何か」など、学生の痛いところを突いてきます。一人では対策が難しいと思いますので、家族や友人、先輩方に協力をしてもらって、どの質問に対しても答えられるようにしておきましょう。

 大学3年生は学年末試験を終えてしまったので変えようがありませんが、1年生や2年生についてはまだ時間がありますので未来を変えることが可能です。就職活動で困ることがないように、学業は真面目に取り組むようにしましょう。(「内定塾」講師 齋藤弘透)

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