必見!ブラック企業見極める4つのキーワード

プロが指南 就活の極意
教科書にもワークライフバランスやブラック企業など労働問題に関する記述が登場するようになった

 「ブラック企業」-。就職活動で幅広く使われている言葉です。世の中に浸透し始めたのは平成17年ごろからです。一般的にブラック企業と聞くと、良い印象が浮かばないと思います。人によって定義が異なるため、本人の考え方や価値観に合わない企業は当然のようにブラックになってしまいます。しかし、イメージが先行し過ぎてしまうと正しい評価ができなくなってしまうので注意しましょう。

 ブラック企業とは、基本的に労働者を酷使し、使い捨てにする企業のことを指します。長時間労働や高いノルマを課し、脱落者に対してはパワハラやセクハラを繰り返すことで、強制的に自主退社に追い込みます。

 しかし、現在の日本の新卒一括採用基準では、働くまでは企業の本当の姿を知ることはほとんどできません。従って、学生の立場からすると、表面的な情報だけで判断する必要があり、入社後のミスマッチを生んでしまいます。そこで、以下の項目を見つけたら要注意だなと感じてもらう4つのキーワードをご紹介いたします。

 【(1)大量採用】

 総従業員数に対して、大量に採用する企業は要注意です。もちろん、規模の拡張に伴う大量採用も存在するので、一概に全ての企業に当てはまるというわけではありません。プレスリリースやビジョンを確認すると、人数を増やす理由が書かれていますので日頃からニュースを追うようにしましょう。

 【(2)面接回数が少ない】

 あまり知名度がないために、面接に訪れる学生が少ない企業の場合はあてはまらないのですが、面接回数が少ない企業は上記で示した通り、大量採用につながっている可能性が高いです。

 【(3)休日休暇が極端に少ない】

 労働基準法では、毎週少なくとも1回の休み、また4週間を通じ4日以上の休日を与えるなどの「法定休日」が定められています。法定休日は上記のように定められていますが、休日が少ない企業は社員を酷使する可能性があります。新卒採用の判断基準としては、休日が105~125日の間の企業を探すと良いでしょう。

 【(4)同族経営】

 企業の役員一覧が「同じ姓」の企業は、注意が必要です。上の役職を同じ一族が占めている際には、成果を出し続けても上がれない▽社内規定を一族の都合の良い方針ばかりにする-などの傾向が考えられます。

 今まで挙げた内容は一部であり、一概に全てに当てはまるわけではありませんので、しっかりとしたOB・OG訪問や先輩社員訪問などで、社内の雰囲気を知るとよいでしょう。

 以上、多くのことを書かせていただきましたが、私が思うにブラック企業というのは結局のところ、人によるものだと思います。もちろん、明らかに社員を酷使する企業には行かないことをお勧めしますが、結局のところ「自分が何をしたいのか?」を明確にすることが重要ですね。(「内定塾」講師 齋藤弘透)

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