テレ朝系「ぼくは愛を証明しようと思う。」女優、佐津川愛美「恋は気持ちが大事」

TVクリップ
「ぼくは愛を証明しようと思う。」出演の女優、佐津川愛美(原田史郎撮影)

自分に自信を持つことが一番大切

 「恋愛工学」という言葉がある。

 どうやって女性を口説いてものにするか、心理学などを駆使した“科学的”なテクニックの体系だ。

 たとえば、「タイムリミットメソッド」という技術。パーティーで、「あと、20分しかここにいられないんだけど、一緒に飲まない?」と女性を誘う。時間制限を伝えることで、男がしつこくまとわりつく心配を排除して警戒心を解く効果があるのだとか。

 物語は、そんな恋愛工学を提唱する永沢(滝藤賢一)が師匠となり、モテない若者の渡辺(堀井新太)に恋愛テクニックを指南していく。その行き着く結末は…。

 「私は恋愛はテクニックよりも、気持ちが大事って思っちゃうタイプですね」

 恋愛観を率直に語る。

 そんな彼女が一風変わったラブストーリーで演じているのは、師弟が通うバーのバーテンダーだ。恋愛工学に否定的だが、職業柄その感情は表には出さずに2人をもてなす。

 「もともとお酒は強くないんです。だから、バーにも数えるくらいしか行ったことがなくて」

 シェイキングでカクテルをつくったり、アイスピックで氷を割ったり、撮影前には本物のバーテンダーから教わり特訓した。

 ただ、客の話に耳を傾けることは身近に感じられたという。

 「私も学生時代には、自分の話をするより聞き役に回る方が多かったので、親近感を抱くことができました」

 恋愛工学にのめり込んでいく渡辺を演じる堀井とは、別の作品で姉弟役で共演したこともある。

 「だから、お姉ちゃんの気持ちで『がんばれっ!』って見てました」

 渡辺は師のアドバイスを受け、どんどん恋愛偏差値を上げていく。恋愛工学の是非はともかく、「生きていくうえで、自分に自信を持つことが一番大切なことじゃないか、って思うんです。それは自分を大切にすることで、人生の見方が変わるんじゃないか、と」と熱っぽく話す。

 23日には、出演している恋愛映画「リベンジgirl」も封切りされたばかり。多忙な女優生活の息抜きは映画だ。

 「映画館が好きなんです。ぜいたくな時間が過ごせるから。1週間行かないと、行きたくてそわそわしちゃうんですよ」

 愛らしい笑顔を見せた。=28日深夜0時20分(文化部 玉崎栄次)

 さつかわ・あいみ 昭和63年生まれ。静岡県出身。主なテレビドラマ出演作に「居酒屋もへじ」(TBS系)、「朝が来る」(フジテレビ系)など。映画では「ユリゴコロ」「貞子VS伽椰子」などのほか、来春公開の映画「生きる街」にも出演している。舞台でも活躍し、4月には「野良女」で主演を務めた。