就活に決まったスケジュールはない 今から3つの準備を

プロが指南 就活の極意
JR西日本本社で行われた内定通知式=10月2日、大阪市北区(前川純一郎撮影)

 「平成31年卒の就職活動については、会社説明会は30年3月1日、面接などの採用活動は6月1日解禁とする」

 これは新聞やテレビ、大学のキャリアセンターから伝えられる就活スケジュールですが、どの企業も来年3月一斉スタートと思っていませんか。「まだ準備はいいや」と思っていませんか。違うと認識できているのであればいいのですが、そうでない人は注意していただきたいと思います。

 これまで何度も就活スケジュールは変更してきましたが、企業側の考えは一貫して、「優秀な学生と早期に接触を図り、囲い込み、内定を出す」です。そのため、企業ごとに戦略を練り、形式を変えて早期に接触を図ることが当たり前となっています。企業が6月に一斉に選考活動をスタートすることは、まずありえないと考えてほしいと思います(6月から選考を始める企業もあります)。事実、企業側は毎年秋になると、大学3年生や大学院1年生を対象に次のような動きを活発化させます。

 内定者に協力してもらい、後輩を紹介してもらう▽大学・大学院の卒業生がゼミや研究室を訪問し、セミナーやOB・OG訪問会を開催する。

 企業側は、このように直接学生と接触することで、採用につなげようとしているのです。絶対ではありませんが、多くの場合、OB・OGがゼミや研究室を訪問して学生と接触した場合、評価が人事に伝わっていることを覚えておきましょう。

 今後、企業の社員と接触できる機会は増えます。接触すると、雑談しながら、自分のことを探られます。探られた内容は評価されていますので、いつ接触しても大丈夫なように準備しておく必要があります。

 では今から何を準備すればよいのでしょうか。私は、3つあると考えています。

 (1)いつ選考やエントリーシート提出を求められてもいいように、今のうちに自己分析し、「自己PR」「学生時代頑張ったこと」は書いて話せるようにしてください。

 (2)企業の社員はボランティアではなく、仕事の一環として学生と接触することが多いです。そのため、自分が話したことは評価されていると心がけておきましょう。社員に何を伝えるのか整理してまとめておきましょう。

 (3)就職活動は情報戦です。1人では限界がありますので、就活仲間をつくり情報を共有し合うことも重要です。インターンシップや就活セミナーなどに参加し、仲間をつくっておきましょう。

 いかがでしょうか。最近は大学1年生でも内定が出る時代となりました。大学受験と異なり、就活は決まったスケジュールがないと思うことが重要です。後悔のない就活にするために、今からしっかりと準備し、1人でも多くの学生が笑って就職活動を終えてほしいと思います。(「内定塾」講師 齋藤弘透)

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