リオ五輪で猫ひろしと最下位争った韓国マラソン 日本に学んで東京五輪で日本を破る仰天指導! 

スポーツ異聞
リオ五輪で韓国マラソン陣は、カンボジア代表で日本のお笑いタレントの猫ひろしと最下位争いを展開する惨敗を喫した

 2016年リオデジャネイロ五輪で、マラソン競技に出場した韓国2選手は最下位を争う体たらくに終わった。韓国の陸上競技連盟は、この屈辱的な状況を脱する目標として日本に学び、3年後の2020年東京五輪では日本を破る競技力を発揮できる方策を検討するというのだ。ところが、その考え方が荒唐無稽。2時間12~13分台で走る選手が1年に1分ずつ短縮すれば、3年後にはメダルを競える競技力を養成できているという“漫画チック”な発想法に呆れ返るばかりで、早くも「現実離れしている」という批判が出ているそうだ。

 聯合ニュースは10月23日、韓国陸上競技連盟がマラソンで、日本を破ることを目標に政府レベルの支援を受けるための方法を「積極的に検討する」と報じた。朝鮮日報に今年8月に寄稿したスポーツコラムニストは韓国の陸上競技連盟が東京五輪へ向けて「特別な対策」を立てておらず、通常レベルの競技力向上委員会しかないと指摘し、早急な対策の必要性を訴えた。

 韓国で代表的マラソン選手として、今でも1936年ベルリン五輪で金メダルを獲得した孫基禎(1912年8月29日~2002年11月15日)の名前が挙げられる。現在の最速タイムは2000年に李鳳柱(47)が記録した2時間7分20秒で、17年間破られていない。聯合ニュースは、最近では2時間10分台を出す選手もいないとした。

 リオ五輪では完走者140人のうち、ソン・ミョンジュンが優勝者より27分以上も遅い2時間36分21秒で131位、シム・ジョンソプが2時間42分42秒で138位に終わった。五輪出場のためにカンボジアに帰化したお笑いタレント、猫ひろし(40)が139位だったことから、中央日報は当時「日本のコメディアンと実力を競う水準という皮肉を受けた」と書いた。朝鮮日報は2015年の市民マラソンの優勝者が2時間35分台で走っている例を挙げて「過去最低の成績」と酷評した。

 この現状にもかかわらず、陸上競技連盟とマラソン指導者は今後3年間で2時間9分台にタイムを縮めることは可能だと「口をそろえる」と聯合ニュースは報じる。その方法として、2時間12~13分台の自己最高記録を持つ選手を1年に1分ずつタイムを短縮できれば、20年東京五輪では2時間8~9分台で走れる日本選手と「対等な競技力を発揮できる」と考えているという。

 最近の日本の男子マラソン陣は高速化する世界のマラソンレースに対応した新たな指導法が確立されず、世界と大きく水をあけられたとされるが、それでも2時間8分台で走れる選手はいる。韓国とは技量で大きく差をつけている。

 韓国陸上競技連盟は11月にマラソン代表の運営の全権を与える外国人監督を選任し、男女1人ずつのコーチが監督を補佐する新たなチームを立ち上げるとする。1993年のボストン・マラソンで準優勝した実績を持つ実業団の韓国人監督は「日本選手が良い成績を出すのに、なぜ我々ができないのか直接学ぶ必要がある」とし、「日本に学べ」と提唱する。

 スポーツに愛国心を託したスポーツ・ナショナリズムが強いとされる韓国人。日本と対戦したときに「日本を打ち負かしたい」との意識が強いとされるが、果たして日本を模範とできるのか。