ゴルフの賞金王、女王争いにも異変? 台風には勝てず 史上初の男女最終日が2週連続中止

スポーツ異聞
賞金女王レースでトップに立った鈴木愛。4年ぶりの日本選手に栄冠は輝くか

 週末、台風21、22号が立て続けに日本列島に襲来。雨の多い英国で生まれ、雨の中でもやるスポーツの代表ともいえるゴルフだが、さすがに台風には勝てず、男女とも2週連続で最終日が中止になった。

 男女とも最終日が2週連続で中止となるのは史上初。女子は1989年以来、28年ぶり2度目、男子は記録が残る78年以降では初の珍事だ。

 世界的に異常気象が続き、台風のさらなる襲来が心配だが、男女の賞金王、賞金女王争いも佳境を迎えている。

 男子は、C・キム(27)、池田勇太(31)、宮里優作(37)、小平智(28)の実力者4人が1億円の大台を突破、大会ごとに順位が入れ替わるような激しい争いを演じている。上位10人をおさらいすると-。

(1)C・キム(米国)=1億3097万7668円

(2)池田勇太=1億1714万6846円

(3)宮里優作=1億1493万6982円

(4)小平智=1億1455万4813円

(5)今平周吾=8235万9403円

(6)片山晋呉=7666万8383円

(7)H・W・リュー(韓国)=6821万1743円

(8)ノリス(南アフリカ)=5870万5806円

(9)宋永漢(韓国)=5739万1716円

(10)片岡大育=5621万9578円

 小平は初の賞金王のチャンス。宮里優作も10月のツアー・ワールドカップで史上初の72ホールでノーボギー優勝の偉業を果たし、好調をキープ。昨季の賞金王の池田は、2位についており、2季連続なるか。だが、昨季のような2億円の大台は厳しそうだ。

 女子も同じく、鈴木愛(23)、キム・ハヌル(28、韓国)、イ・ミニョン(25、韓国)の3人が1億円の大台超え。トップ10は以下の通り-。

(1)鈴木愛=1億2577万7760円

(2)キム・ハヌル(韓国)=1億1438万3000円

(3)イ・ミニョン(韓国)=1億895万7660円

(4)テレサ・ルー(台湾)=9638万7660円

(5)申ジエ(韓国)=9320万160円

(6)上田桃子=8756万3255円

(7)川岸史果=7562万6000円

(8)李知姫(韓国)=7245万5280円

(9)比嘉真美子=6624万6110円

(10)成田美寿々=6551万5436円

 鈴木愛には2013年の森田理香子(27)以来となる4年ぶりの日本選手の賞金女王に期待がかかる。昨季は5位に終わったが、大きくジャンプアップしそうだ。“スマイル・クイーン”で知られる韓流美女キム・ハヌルは、ここに来てやや失速気味か。5位までのうち、鈴木以外は外国勢。日本勢の奮起が望まれる。

 トップ10には入っていないが、昨季まで2季連続賞金女王のイ・ボミ(29、韓国)は今季、不振。わずか1勝のみで、賞金は4252万4300円で23位にとどまっている。3季連続の偉業は厳しそうだ。

(賞金などは11月5日現在)