今年は大学1、2年生がもう就活準備を始めている

プロが指南 就活の極意
就活生を対象にした立教大の合同企業説明・選考会。「就職率100%」は大学の就活支援担当者の悲願だ=9月、東京都豊島区の立教大池袋キャンパス

 大学1、2年生が就職を意識した動きを活発化しています。そもそも、就職活動は大学3年の3月(平成31年卒の場合は30年3月)に広報解禁。4年の6月(同6月)に選考解禁となります。このため、本来であれば、今は3年生が就活の準備に取りかかっている時期。しかし、今年は様相が異なっています。1、2年生が就活準備を進めているのです。理由は2点あります。

 【(1)インターンシップの重要度が増している】

 インターンシップは、学生が企業で実際に働く体験ができる「職業体験制度」です。選考とは関係ないことがうたい文句ですが、近年は選考にかかわることが増えています。3年夏のインターンシップから就活が始まっていると考えている学生は多いのです。

【(2)「インターンシップは受からない」が大学生の常識】

 インターンシップに参加するには事前応募が必要ですが、本選考同様に選考を課す企業は多いです。エントリーだけで参加できるインターンシップもありますが、本選考に直結するのはほとんど選考アリのインターンシップです。このため、本選考を意識した学生は選考アリのインターンシップを積極的に受けます。しかし、参加枠は数十人とわずかなため、選考を突破するのは本選考以上に難しいのです。

 (1)(2)の理由で「3年から動き出しても遅い」と考える1、2年生が増えています。事実、今年は多くの1、2年生が内定塾主催の無料セミナーに参加しています。昨年までは10人前後でしたが、今年は既に100人以上の学生が応募しています。参加者に話を聞くと、3年向けのインターンシップや就活イベントにも積極的に参加しているようです。

 今後の不透明な日本の動向を考えると就活の早期化はますます進むかもしれません。しかし、学生には就活一本の学生生活は送らないでほしいと思います。就活は就職先を決める活動ですが、今後の人生を決める活動でもあります。就活一本になってしまうと自分の視野を広げるのが難しくなってしまいます。多くの経験を積んだからこそ見えてくることも多いのです。部活にサークル、留学、ボランティアなど就活以外にできることも積極的に取り組んでほしいと思います。(「内定塾」講師 齋藤弘透)

 ここ十数年で新卒の就職活動も大きく変化してきました。今年は特に変化の年になります! 新卒の就職活動は、世の経済状況や世相を反映しやすく、年によって状況が異なります。東京、名古屋、大阪の主要都市を中心に全国12校舎を持つ就活塾・予備校最大手の「内定塾」講師が週替わりで、就活事情の最前線をご紹介します。

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