「インターンシップ」企業と学生のメリットは? 

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三井住友海上火災保険が静岡市内で開いたインターンシップ=4月

 10月になり一部の企業では選考がスタートしましたが、平成31年卒の皆さん、就職活動へ向けた準備は進んでいますでしょうか。夏季インターンシップに挑戦して課題が見つかった学生は多いと思います。しかし、見つかった課題をどう解決すればいいか分からない、今後何をすればいいのか分からないといったさまざまな悩みを抱えていることでしょう。

 今回は、秋季・冬季インターンシップについて紹介していきます。

 31年卒の就活は30年卒と同様、夏季だけでなく、秋季・冬季にもインターンシップが行われます。初めて就活を経験する31年卒の皆さんはインターンシップの意義が分からない学生も多いと思います。そこで、秋季・冬季インターンシップに参加するメリットを学生側と企業側で考えていきたいと思います。

 夏季インターンシップは、学生に会社や仕事内容について理解してもらうことを表向きの目的として実施している企業が多いです。裏側の目的は内定者を確保することです。

 インターンシップの選考から本選考に近い形で選考が行われ、かなり絞り込まれます。そのため、参加して評価された学生は、本選考でも有利になることが多いです。

 しかし、秋季・冬季インターンシップはこのような選考が行われない傾向にあります。理由としては、秋季・冬季インターンシップの期間は、学生の授業や試験と重なるため、学業を考慮して半日・一日の短期間で実施する企業が多いからです。

 できるだけ多くの学生に参加してもらうという広報的な役割も担っているため、採用に直結とまではいきません。しかし、学生にとっては気軽に企業研究できるチャンスとなります。ぜひ、足を運んでください。

 企業側のメリットは-。

 【(1)学生に接触をする機会の増加】

 秋季・冬季インターンシップは短期間のため、学生側も参加しやすく、1度の開催で多くの学生に自社をPRできます。期間は10月から翌年2月まで。早い時期から、学生と接触できるので、企業側としては利用しない手はありません。また、冬季のインターンシップに参加した学生は本選考にも受験する可能性が高く、企業側は積極的に利用する必要があります。

 【(2)学生の間の口コミの増加】

 秋季・冬季インターンシップの開催時期は、大学の授業がある時期と重なります。そのため、大学内には、ゼミやサークルなど就職活動の意見交換をする場がたくさんあり、インターンシップに参加した学生による口コミの広がりを期待できるのです。学生の満足度が高いインターンシップを実施することで、学生の間で企業認知度が上がり、その後の本選考でのエントリー数の増加や説明会参加人数の増加など、良い影響が出てくると考えられます。

 学生の皆さんは情報収集し、積極的なインターンシップ参加を心がけてください。(「内定塾」講師 齋藤弘透)

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