まずは「自己分析」と「他己分析」から…就活を成功させるための3ステップ

プロが指南 就活の極意
リクルートスーツ姿で就職活動する女性たち=6月、大阪市中央区(永田直也撮影)

 10月を過ぎると外資系企業で平成31年卒の就職活動が動き出します。しかし、動き出す学生は一握りで多くの学生は30年3月からスタートすると思っています。インターンシップが活況なため、既に動き始めている学生は多いと思いますが、就活を成功させるための準備方法について紹介します。

 【ステップ(1):自己分析と他己分析】

 就活頻出質問である「学生時代がんばったこと」「自己PR」「志望動機」。これらを文章にするにも、面接で答えられるようにするためにも、自分自身を理解する必要があります。エントリーシートで誰かの文章をコピーして使用しても、結局面接では通用しないことが多いです。なぜなら、面接官は学生の本当の姿を見極めようとするため「深掘り」を重ねるからです。表面的なことだけ答えることができても、深掘りに対応できなければ評価されません。

 必ず「他己分析」をしてもらうようにしましょう。他己分析とは、他者から見た自分を理解することです。自分が思っていることと他人が思っていることにギャップがあることがあります。そのため、最終的には自己分析と他己分析を合わせて自分を知ることを勧めます。

 【ステップ(2):事前にエントリーシート作成を】

 自己分析と他己分析をある程度進めながら、同時に文章を作成していきましょう。いきなり文章を書くのは誰でも難しいです。しかし、書かなくては始まりません。多くの企業は、400文字前後でエントリーシートの提出を求めてきます。そのため頻出質問に関しては、事前に準備しておくことを勧めます。

 理由としては、エントリーシートの提出は一定の時期に集中するからです。そのため、事前に作成しておけば時間と労力を省くことが可能です。完成した文章を再度読み直し、無駄を削っていくのが文章完成の近道です。そして完成途中の文章でも他者に見てもらい、改善できる部分は改善してください。

 【ステップ(3):伝える努力をする】

 文章が完成したら、その内容を実際に他者へ伝える練習をしてみましょう。これは絶対に必要な練習です。選考の最後は面接で終わります。つまり、どんなに良い文章を書くことができても、面接で話すことができなければアピールにはならないのです。就活で一番大切なのは自分自身を相手に伝えられるかです。(1)~(3)のステップを通じて、自分自身の理解を深め、自分の頑張ったことやPRポイントを整理できていれば、必ず簡潔に相手へ自分を伝えることができます。

 就活が始まってしまうと、毎日のように説明会や選考があり、ゆっくりと自分自身について考える時間を取ることができないからです。後になって後悔しないよう現実から逃げずに、将来を見据えて、今この瞬間から準備を進めるような気持ちで就活を頑張ってほしいと思います。(「内定塾」講師 齋藤弘透)

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