成功のキーワード「相手の立場になって考える」

プロが指南 就活の極意
リクルートスーツを着て就職活動を行う人たち

 誰もが幼少期に「相手の立場になって行動しなさい」と言われたことがあると思います。そして、友人関係やアルバイト先で「これをしたら相手が喜んでくれるのではないか」「これをされたら相手が嫌な思いをするのではないか」と考えながら過ごしていることでしょう。この「相手の立場になって行動する」というのは就職活動においても大切です。なぜなら就職活動には「採用」を決定する企業の“人”が存在し、その人のことを考えながら臨んだ方がよい結果が得られると考えるからです。しかし、学生は企業の採用側と接点があまりないものです。そこで今回は就職活動で避けては通れないエントリーシート(ES)と面接を例に挙げ、採用する“企業側”の多くが学生に「このようなことをしてほしい」と考えていることをご紹介します。

【ESの場合】

 基本的なことかもしれませんが、記入枠は隙間なく埋め、文字数指定されている場合は文章を9.5割書くようにしましょう。それだけでも企業に「やる気」が伝わります。

 また、ESは余裕を持って出すことを心掛けてください。企業側からすると締め切りやその直前には大量のESが届きます。そのため、学生のESをじっくり読むことは不可能です。学歴だけで合否を判断されてしまう可能性があります。このような状況を避けるため、そして、企業に自分自身を伝えるためにESは早めに提出してください。

 加えて、ES全体を通して「自分自身はどの様な人なのか」ということが分かるようにしましょう。ESで大切なのは他人に負けない部分、自身の魅力を最大限にアピールすることです。ですので、アピールポイントを多く書くと全体的に内容が薄くなるため、1つのエピソードや自身の最大の魅力を取り上げて、それについて詳しく書いてください

【面接の場合】

 面接では「自身の人柄」「その会社に入りたいという熱意」をESより一層詳しく見られます。集団面接では、他の学生がしていない経験や素晴らしい経歴を持った学生と一緒だと、自信を喪失することもあるでしょう。もちろんその様な人は目に留まりますし、目立ちます。しかし、企業側からすると学生に「職歴」はないため、今までの「結果」ではなく、これから会社で活躍できる、頑張ってくれるかどうかを見ています。つまり、面接では、今まで行った体験はどの様な姿勢で臨んだのか、周囲にどんな風に貢献してきたのかを話せるようにしてください。また、志望動機も企業のことをただ褒めるのではなく企業の特徴を捉えながら「私なら御社でこんな風に活躍できる」ということをアピールしていきましょう。

 また、相手に対する「礼儀」や「マナー」は必須です。ビジネスマナーを身につけ、企業側に好印象を持たれるようにしましょう。

 就職活動が試験や受験と大きく異なるのは「そこに人が関わっていること」です。合否を判断するのが「人」だからこそ「相手の立場になって考える」ことが大切であり、その様な行動をとる学生は有利に就職活動を進めることができると思います。就職活動ではうまくいかない時期があるかもしれません。その様な時には「自分は相手の立場になって就職活動ができているか」ということを考えてみてください。(「内定塾」講師 谷川成美)

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