豊洲千客万来と築地再開発「似通ったという主観については、どういうことかよくわからない」 都民ファーストの会「意思決定の場にかかわることは基本的にはない。アドバイザーという形で進める」

小池知事定例会見録
会見で質問する記者を指名する小池百合子都知事=14日午後、都庁(酒巻俊介撮影)

 《14日午後2時から都庁会見室で》

【知事冒頭発言】

 「5点、ちょっと多いのですが、ご報告をさせていただきます。まず、九州北部の豪雨災害につきまして、被害に遭われました皆様に、まずは心からお見舞いを申し上げたく存じます。そして、東京都におきましては、このたびの豪雨で被害を受けた被災者の支援ということで、7月10日から口座振込で義援金を受け付けております。また、第一本庁舎、第二本庁舎の1階の受付、第一本庁舎2階の全国観光PRコーナー、第一本庁舎45階、南展望室の都庁展望室日本全国物産展、こちらの方に、それぞれ募金箱を置いておりますので、どうぞ皆さんもご支援のほど、よろしくお願いを申し上げます。これがまず1点でございます。詳細は、福祉保健局、産業労働局にお聞きください」

 「それから、今週の11日からスタートしました時差ビズでございますけれども、これは働き方改革の一つと位置付けております。で、7月6日に第2回快適通勤プロモーション協議会、行いましたけれども、その時点では約230社がメンバーとして参加していただくことになっておりましたけれども、本日の段階で約300社に広がりました。引き続き、時差ビズのムーブメントについては、しっかり広げていきたいと考えております」

 「そして、時差ビズと同様に、働き方改革の起爆剤となりますのが、何度も申し上げておりますように、テレワークでございます。このたび、全国初の東京テレワーク推進センターを7月24日、再来週でございますけれども、飯田橋に開設いたします。この点についてのお知らせであります」

 「このセンターでありますけども、4月の国家戦略特区の区域会議で私の方から行いました提案でございまして、それが実現することになりました。特区事業と位置付けるということで、国と連携して、テレワーク導入に関するさまざまなサービスをワンストップで提供するということが可能になります。そして、このセンターにおきましては、IT、業務改善など、いろいろお悩みの企業の方々などに対しまして、専門知識を持ったコンシェルジュがその場で対応して、必要な支援をご案内するということでございます」

 「館内では、多種多様な機器、そしてソフトを展示いたしました体験コーナーであるとか、それから、テレワーク導入のさまざまな取組の事例、あるいは、行政機関などの情報を紹介するコーナーも設置をいたします。また、セミナー、体験会などのイベントを通じまして、テレワークを肌で体得していただこうという仕組みにいたしております。さらに、具体的に、このテレワークを進めたいと検討している企業に対しては、国の窓口において相談、そしてコンサルタントの派遣、助成金の受付を行うこととなっております」

 「開所式、24日ですけれども、私も出席をいたします。国からは担当の副大臣、大臣政務官にご出席いただく予定としております。今後、このセンターをテレワーク推進の拠点として、特区を活用した新規サービスの実施を検討するなど、より一層の普及に取り組んでまいりたいと考えております。テレワーク・デイであります。テレワーク・デイといたしましたのが、7月24日。これは、すなわち2020年の東京オリンピックの開会式に当たりますので、ちょうど3年前ということになります。この都庁におきましても、テレワークに、『隗より始めよ』で積極的に取り組むことといたしておりまして、併設しております東京都のTOKYOライフ・ワーク・バランス推進窓口とも相互に連携させながら、東京の働き方改革を力強く引っ張っていきたいと考えています」

 「テレワークの定着を2020年大会の、もうソフトなレガシーにしたいと考えています。何度も申し上げていますように、ロンドン大会がこのテレワークの推進に非常に成功した事例と聞いております。先ほどの時差ビズもテレワークも働き方改革ということであり、是非これを機会に、真にこの東京という大都会で働く皆さんが働き方を改革するということは、すなわち日本の働き方も変えていくということを意味すると思います。詳細は、産業労働局にお聞きください」

 「そして、次に、ラジオ体操。この間、ちょっぴりお見せいたしました体操のプロジェクトでございますけれども、こちらも7月24日から開始するというお知らせであります。ラジオ体操というのは、皆さんご存じですよね。日本で育たれた方というのは、音楽を流せば勝手に体が動いてしまうというぐらい、日本人のDNAに刻み込まれている。都民、国民が1つになれる、準備体操を超えてスポーツと言ってもいいかもしれません。結構、あれは、真面目にやると、汗をうっすらかきます。私も、ひーこら言いながらやってますけれども、このラジオ体操を活用しまして、2020年大会の気運醸成を図りたいと思っております。都民、国民の健康増進につなげていくということで、2020年まで、みんなでラジオ体操プロジェクトというものを毎年実施をしていきたいと考えています」

 「つまり、2020年大会の開催期間中に当たる、7月24日から9月6日までを重点期間と位置付けまして、都内の企業や都民の皆さん、そしてまた、全国にラジオ体操の実施を呼びかけていきたいと考えております。都でもまず、これも『隗より始めよ』でございまして、都庁の職場で毎日、午後2時55分になったら、どこにいても、この体操を始めるという、ほとんどフラッシュモブのような形になりますけれども、この体操を行う方向といたしております」

 「ラジオ体操と言うと、もう皆さん、子供の頃、夏休みには、とにかく毎朝早起きして行って、そして、カードの裏がに日付が入っておりまして、スタンプで押してもらうと、あんパンがもらえるとか、それにつられて結構行ってらしたと思いますけど、スタンプもゆりーとでつくりました。ゆりーとが飛んでいたり、羽ばたいたりとかいうパターンがあるのですけれども、ぽんぽん毎日、午後2時55分から、この体操をやった人は、皆さん、記者クラブの方にも、これですね。体操編と飛んでる編と、どちらがいいですか」

 --飛んでる方がいいです

 「飛んでる方がいい。これも皆さん、記者クラブ用にお渡ししますので、2時55分が放送、生放送中の方もいらっしゃるかもしれませんけど、そこで全ての活動を止めて、みんな一生懸命、この体操をするということでございます

そして、体操で、この間、一部お見せしたものを、もう一度動画でご覧いただきたいと思います」

 「ということで、キリがないので、私も、『ああ、ゆるキャラってこんなにあったんだ』と思って改めて見まして、総力戦で取り組んだ体操でございます。ただし、ピーポくんはちょうど仕事中だったので、ここは出ておりません。本人いわく、『僕はゆるキャラではない』と、『緩くない』と言ってます」

 「そういうことで、是非、プロジェクト開始の7月24日には、キックオフとして都庁でイベントを開催いたします。スポーツ普及に積極的に取り組む東京都スポーツ企業の社員の皆さんや、それから区市町村職員の皆さんなどをお招きいたしまして、私も一緒にラジオ体操を行うことといたしております。そして、この日は、スポーツの力で東日本大震災の復興支援した被災地をつなぐリレー、『未来への道 1000km縦断リレー』の初日にも当たりまして、青森のスタート会場と都庁を中継でつなぎます。そして、ラジオ体操を一緒に行って、私からゲストランナーの伊調馨さん、そして高橋尚子さん、青森の方の会場の皆さんにエールを送るという手はずとなっております」

 「このように、さまざまな場面でラジオ体操を推進するということで、都民の皆さん、国民の皆さんの心を一つにするムーブメントとして全国に広がり、スポーツに親しむ生活を、2020年のレガシーとして定着することを願っています。7月24日から9月6日は、この3年間、みんなでラジオ体操をして、『ああ、その間はオリンピック・パラリンピックやっているんだ』ということを、どうぞ、体操をしながら体に刻み込んでいただければと思います。皆さんの健康にも良いという、一石二鳥というお話でございます。詳細は、オリンピック・パラリンピック準備局にお聞きください」

 「次が、今度はきれいなお花についてでございます。『花の都プロジェクト』という名前を付けておりますけれども、東京都は、区市町村と連携しまして花と緑の街を彩って、2020年大会に向けておもてなしの機運を高めていく運動を今年度から開始をいたします。花の都プロジェクトと銘打ちまして、第一弾として、まず葛飾区と台東区で実施をいたします」

 「葛飾区では地域団体、そして都立農産高校などが参加するプロジェクトチームが考案いたしました、フラワーメリーゴーランドを10基、区内の公共施設などに設置をいたします。それから、台東区では、多くの観光客が訪れるといえば浅草の雷門になりますが、その周辺の商店街と連携をしまして、ハンギングバスケットを設置いたします。このハンギングバスケットの設置に合わせまして、7月31日、浅草文化観光センターにおいて、台東区と共同でキックオフイベントを開催することとなっています。こちらもアスリートの方に来ていただいて、アテネオリンピック800m自由形金メダリストの柴田亜衣さん、そしてアテネオリンピックのバレーボール代表でいらした大山加奈さんをお招きいたしまして、私と服部区長とトークセッションを行う予定といたしております」

 「このセンターの1階に隅田川花火大会がちょうど7月29日に開催されることに合わせまして、7月28日から約1カ月間、8月末までメダルの協力ボックスも設置をすることといたします。もうどこに行っても、このメダル協力ボックスを置くということで、しつこくやっていきたいと思っています。それから、都といたしまして、今後も区市町村と連携しながら、この花の都プロジェクトを都内各地に展開をいたします。2020年大会には、花で彩られた東京で、訪れる皆さんをお迎えしていきたいと考えております。担当は環境局となっております」

 「それから、もう1点。ちょっと、ラッピングシートを、オリンピック・パラリンピックの形で、これ、要は包装紙です。これを作ることにしたというお知らせです。なぜ、わざわざお知らせするかというと、これは目安箱からの提案であります。今も目安箱には、さまざまな要望とか、アイデアとか、寄せられておりまして、これも目安箱から出てきたアイデアということでございまして、17万人職員が、いろいろなアイデアを寄せてくれて、そして、さまざまな要望に対してはもちろん、対応できるものは対応しておりますけれども、一方でこんなアイデアも目安箱から寄せられているということをお伝えしておきたいと思います」

 「このラッピングシートでございますけれども、名誉都民、功労者表彰などの受賞者であるとか、都庁にお越しの来賓の方々に記念品をお渡しする際に使用したりします。それから、東京都の関連イベントでの物品の包装などにも使用することで、多くの方々にご覧いただける、そのような機会をつくっていきたいと考えております。小さなことかもしれませんけれども、こういうトータルパッケージ、トータルでオリンピック・パラリンピック、そして東京都ということをしっかり、あらゆる機会を通じて徹底して伝えていくということが重要かなと。そして、気運醸成をして、都民、国民の皆さんと、これからの2020年、あと、本当に3年になるわけでございますので、2時55分になると、もうみんなすくっと立ち上がって一斉に体操するなんて言ったら、すごいことになると思いますけれど、皆さんも、記者クラブのそれぞれのところで体操しておられた方が、働き方改革は記者の皆さんにこそ必要ではないか。問題をつくっているのは私なのですけれども、是非健康に気を付けていただくためにもラジオ体操を活用していただきたいと思っております。詳細は、オリンピック・パラリンピック準備局にお聞きください。以上でございます」

 【質疑応答】

 --それでは、幹事から。まずは、豊洲市場の中に整備する観光拠点の千客万来施設について。至近距離にある豊洲と築地の2カ所に非常に似通った食の観光拠点をつくって、両方採算がとれるという方法があるのか、どのようにお考えか

 「まず、答えはイエスであります。イエスというのは、千客万来施設というのは、豊洲の活気、そしてにぎわいを生み出すために必要な施設であるという認識については変わっておりません。よって、イエスとお答えいたしました。似通ったと仰いましたが、まず似通ったも何も、『食のテーマパーク』と申し上げているだけで、まだ基本計画について、今、9局長会議等を通じまして、まずは豊洲の移転を確実に行うこと、そして次に築地のあそこの地を生かして、何をどのようにしていくかというのを今検討しているところでございますので、似通ったという主観については、これはどういうことかよくわかりません。

そしてまた、私とすれば、事業者の方には計画どおりの豊洲での事業を展開をしていただきたく、また、豊洲のにぎわいというのをこれからしっかりとつくっていく。そのためにも、今回のこの千客万来施設事業、こちらの方も、今後の豊洲市場の発展とともに進めていきたいと考えているところでございます」

 「ご指摘のとおり、事業者の方からは、築地再開発の詳細な内容について速やかに説明を求められているということでございますが、誠意を持ってご説明もし、対応するよう、市場当局にも指示をしたところでございます」

 --豊洲、築地が将来どうなるのか、築地の業者の皆さんも具体的に知りたいと思っている。どのようなスケジュールで収支の見通しも含めた具体像を示すのか

 「今後の、まず豊洲について、移転するに当たりましては、専門委員の専門家会議の方から出されております工事を施工しなければなりません。それによって、確実な市場の環境整備ということを整えていく、これは既に皆さんご承知のことだと思います。これの工程表と、それから築地の再開発については、若干時間的なラグがどうしても生じます。と申しますのも、築地は、今の予定におきましては、オリンピックのデポに使っていくということもございます。また、さまざまな調査なども必要になってくるということでございますが、ですから、タイムスケジュール的に、最優先事項といたしまして、豊洲市場の安全性のさらなる確保、そしてその上で豊洲移転を速やかに行っていく。そしてまた、築地につきましては、今後のオリンピックに必要なデポをつくっていくというようなことが、具体的なアジェンダとして上がっているところでございます。それを『何月にどう』というのは、今、まさしく精査をしているところでございます」

 --豊洲の追加対策工事を始められる時期は

 「これについては、予算が必要になってくるということでございますので、今後詰めていきたいと思っております」

 --すると、9月の定例会で補正予算がついてからということに

 「そこもしっかりと議論をしていきたいと思っております」

 --都民ファーストの会の意思決定プロセスをどうするのか、知事がそこにどう関わるのか

 「よく二元代表制と仰いますけれども、私は、確かにそれぞれ都民に選ばれているということであります。二元代表制は地方自治の、それぞれの首長と、それから議会と、全てにおいてこれが言えることであります。是非それぞれの道府県の二元代表制の実態ということもチェックをされたらよろしいのではないかと思います。私自身は、今、都民ファーストの会の特別顧問という立場でございますので、意思決定の場にかかわるということは基本的にはない、アドバイザーという形で進める形になろうかと思います」

 「そしてまた、これから意思決定については、都民ファーストの会の方でしっかりとした道筋といいましょうか、どのような形で決めていくのかというのをしっかり詰めてもらえればと思っております」

 --まだ総務会が決定機関だと決まったということでもないということか

 「それは都民ファーストの会の方にお尋ねください」

 --大井埠頭のコンテナからさらに昨日、100匹ほどのヒアリが見つかったことへの受け止めと、今後の対策を

 「まず、ヒアリが再び発見されたということでございます。前回、ヒアリを発見したコンテナを詳細に調査をして、その結果としての今回の発表でございます。あれ以外のところから新たなヒアリが発見されたというものではございません。コンテナの床を取ってみたら、たくさんいたということであります。そこで、ヒアリは殺虫剤で駆除して、コンテナ内は薬剤でいぶすなど徹底した駆除を行ったところでございます。今後でありますけれども、ここは環境省、国交省と連携をしながら、大井、青海、それから品川の各コンテナの埠頭があるところには、毒餌でありますベイト剤、それからトラップを設置していく。在来種に対しての問題など、環境省の方で研究しておられると聞いておりますので、連携をしながら、引き続き、まずは目視による調査なども行っていくということでございます。港湾施設の利用者には情報をしっかり提供して、都のホームページや港湾局、環境局のツイッター、それからフェイスブックで注意喚起を行っていきたいと考えております」

 「あと、女王アリは、今のところ確認はされていないということであります。ただ、床板のすき間から、卵とか幼虫、さなぎが確認をされておりますので、いろいろ考え方ではありますけれども、コンテナをガスバーナーとかバールなどで床板を分解したときに女王アリがつぶされたり粉々になった可能性もあるということでございます。いずれにしましても、引き続き目視による調査を行って、安全対策は実施していきたいと考えております。昔、いろいろと貨物船のバラスト水が生態系に与える影響など、国の法律などもあったことを記憶しております。そういうことを今後、国の方でも考えていく必要性も出てくるのかもしれません。国の方で研究していただければと思います」

 --液体ミルクについて政府、官、周辺も動きがまた出始めているが

 「はい。備蓄の前に、国内製造が、まだ行われていないという現実がございます。これは需要と供給、鶏と卵みたいな話だと思いますけど、まず需要は、私は確実にあると思います。それこそ働き方改革にもかかわってくる話で、イクメンのお父さん方も、ミルクづくり、夜中に起き出して、ママがやっていた代わりに、今度はパパがやるとか、それを容易にするということにもつながります。もちろん、災害時には、ガスや電気、そして水、ライフラインが途絶えた際にも、乳児用の液体ミルクというのは有効であるということは、もう既に被災地などで証明されていることだと思います。どこまで行けば製造のラインに乗るのか、そこはもう経営の観点に入ってくるわけでありますけれども、東京都のようにロットの大きいところで発注をすることができ、また、保存期間が1年だったでしょうか。確認しますけれども。それで、例のアルファ米とか、クラッカーとか、期限前に皆さんに、ばーっとお配りする形で、食品ロスにならないように工夫しましたけど、そういったことも含めて、何がどこまでできるのかというのは引き続き検討してまいります。

それから、女性の観点から見た防災ブック。前の黄色い版の防災ブックの、何色にするか、まだ決めていませんけれども、今度は女性の視点からの防災ブックには、まさしく、液体ミルクをより具体的に書き込めればなとは思っております」

 --より一段と働きかける考えか

 「そうですね」

 --製造についても

 「はい。国の方でも動きがありますし、何よりも、今度、女性議員が圧倒的に、格段増えましたので、そういった女性目線の施策というのは、どんどんと出されるのではないかということを期待をいたしております。何よりも、これから赤ちゃんを出産される、2人も女性議員がいるというのも、都議会始まって以来のことではないのかなと思います」

 --パンダ自体、中国から借り受けて、そのレンタル料が1億円以上という話もある。当時の石原元都知事は、「パンダは要らない」という発言もしてたかと思う。知事は、このパンダの経済効果をどう考えているか、また、その経済効果が1億円以上になるか

 「今、手持ちに数字はございませんけれども、私はパンダの効果というの非常に高いものがあろうかと思います。そして、2年経つとお返しをするということに契約上なっていると記憶しておりますけれども、その段階でどうするのかという話になろうかと思います。でも、相手のあることでございますので、そこは都民の皆さんの間での人気度とか、そういったことも考慮しなければならないと思います」

 「でも、いずれにしても、本当にかわいいといいましょうか、是非、皆さんにはかわいい名前を付けていただいて、親しまれるような存在になって、何よりも、まだまだ体重1キロちょっと過ぎたぐらいですか。早いですよね。びっくりしておりますけれども、元気に育ってもらうことが、まず何よりも重要かと思っております」

 --「家庭におけるLED省エネムーブメント促進事業」について。都内の女性が、手に障害があり、店舗に出向けない夫の代わりに、障害者手帳を持参して、「受け取りたい」と申し出たところ、都側に拒否されたと聞いた。この女性は障害者差別を受けたので悲しいと訴えている

 「はい。この事業は、ご承知のとおり、LEDと白熱電球を交換して、家庭の省エネを改めて進めていくということを目的にしております。また、電気屋さんで省エネアドバイスを受けるということで、都民の皆さんに省エネ行動をより一層起こしていただくということも目的でございます。そこで、この省エネアドバイスを受けない代理受領というのは基本的に認めていないということで、今回、代理であったということから、障害者に冷たいじゃないかというご批判、そういう趣旨だと思います」

 「これ、性善説か性悪説に立つかによって、同じ人が何度も来てということになって、それをどこかに売り渡してなどということも想定できることから、かなり厳格に進めさせていただいて、その厳格さがゆえにという事例だと思います。この厳格な制度で進めるために使いづらいものになったというご指摘でございますので、省エネアドバイスの実施など、事業の趣旨を損なわない範囲の対応で、速やかに検討するように環境局には指示をしております」

 「それから、まちの電気屋さんというのは、結構、各家を回って、おじいちゃん、おばあちゃんなどが電球を換えるときなど、上に上がって、ひっくり返ってということなどがあるので、代わりにやってあげるとか、いろいろ、結構細かくアドバイスしておられるようなんです。ですから、そこはうまくコミュニケーションをとっていただいて、本人確認というよりは、本当にお困りのところでアドバイスをとってもらうように、電気屋さんの方にも、電器店の方にも、そういったことを東京都の方からお願いをするといいましょうか、要望したいと思っております」

 --今日、この後、都庁の幹部職員の定期人事が発表される。その狙いは。職員と都民ファーストの議員でどういうふうな距離感を望んでいるか

 「はい。まず、今日の5時に詳細を発表させていただきますが、29年夏期の局長級の異動で、まず3名は異動というか、勧奨退職ということになります。最小に止めたところでございます。それから、もう一言で、こういうときは適材適所ということになろうかと思っておりますけれども、それぞれ局長級も含めて、ここで異動ということを決めるわけでございます。それぞれ、また新しいところで力を発揮してもらえればと思っております」

 「それから、幹部の職員と新しい議員が圧倒的に多い都民ファーストの会との間合いてございますけれども、しっかり情報を交換して、また議論を交わす中で、よりよい都政づくりをしていってほしいと思っております。そこを、威圧的にしたり、それから、予算を人質に取るとか、これまでありがちだった対応というのについては控えるべきと。やはり議員も、そしてまた職員もプライドを持ってやっているわけですので、これまでのような隷属的な形にはしないということは、しっかりと、今の段階から、特に新人議員には、しっかりと指導をしてもらいたいと思っております。むしろ、お互いが条例案を競い合うぐらいの、そういう関係になってほしいと思っています」

 「戸惑いがあるというのは、まだ役職が決まっていないので、誰にどの話を持っていったらいいかが、まだわからないということだと思いますが、聞いているところでは、これからそれぞれの委員会などについても担当を決めていくということでございますので、そうなれば、それぞれのところに担当の職員が行って、いろいろと状況の説明であるとか、今後の流れとか、そういったことを説明していくことになろうかと思います。まさに今、新しく始まったばかりでありますので。ただ、私はこれから都庁の側の職員と、それから議会と、これまでとは、ある意味、全く違う文化をつくるチャンスだと思っております。そしてまた、地方の議会の中でも羨まれるような、そんな関係を築いていってもらいたいと思っております」

 「それから、大変専門性の高い議員の方も多いので、それぞれの分野で、議員経験はないけれども、いろいろな専門の分野での経験は多い方が、まさしく都民ファーストの視線で、それを都政を構築する上で、いい影響を発揮してもらえるような、そのことを、まず最初にしっかりと学んでいただきたいと思っています。これからも研修など、オン・ザ・ジョブ・トレーニングもありますけれども、さまざまな研修を重ねていくと聞いておりますので、そこは新しい議員の皆様の、これからの活躍に、会派、どの会派であれ期待をしたいところだと思っております。以上です」